PANCRASE321:セミファイナル・小川徹 vs. 秋葉太樹

フライ級暫定王座決定4人トーナメント一回戦。小川2位、秋葉6位。

直近では上田やライリー・ドゥトロに敗れ、あと一歩でタイトル挑戦までたどり着けない小川。前戦は2月のRoad to ONEで昨年のネオブラ王者山中に判定勝ち。

秋葉は19年にRoad to ONEで元フライ級王者清水清隆にKO負け、12月にルサンド・ビコに判定負けと連敗していたが、昨年11月の大阪大会ではDEEPを主戦場とする安谷屋に判定勝ち。

牽制の打撃戦。両者間合いの外から打撃を狙っていく。ジャブを出しつつ左ストレートを狙っていく小川。秋葉は前後にステップしながら蹴りを出す。残り1分。小川が飛び込んだところにパンチを合わせた秋葉。ヒットしスリップ気味に倒れた小川がすぐ立つ。左で飛び込んだ小川。時間がない。ホーン。

1R三者小川。

2R。小川の蹴りを受け流して飛び込んだ秋葉のパンチがヒット!ぐらついた小川を追いかけてパンチを打ち込む秋葉。背中に乗ってハーフバック。前に落とそうとする小川だが両足フック。チョークを狙ったが反転した小川。腕十字を狙う秋葉だが小川立った。スタンドに。小川が自らのパンチでバランスを崩す。ダメージが残っているか。秋葉がパンチを打ち込む。小川組んでテイクダウン。ハーフからパウンド。秋葉足を抜いて立とうとするが、足を引いてまた寝かせる小川。パウンド、肘。秋葉ちょっと疲れたか。バックを取らせて立つと前転して脱出しようとしたが抜けられない。小川上を取ってパウンド。ホーン。

2R一者小川、二者秋葉。3Rを取った方が勝つ。

3R。秋葉飛び込んだがバランスを崩し膝をつく。そこにパンチを入れる小川。秋葉オーバーフック内股で逃れて離れた。出ていく秋葉だが小川タックル。テイクダウン。ハーフで押さえ込みながらパウンド。秋葉下から動けず。ハーフから足関を狙った秋葉。小川回転して離れるとそのすきに立った秋葉。が、立った瞬間に小川タックル。またテイクダウン。バックを取られている小川。立とうとするが、投げで崩されパウンドをもらう。パウンドを入れ続ける小川。小川上のままタイムアップ。

判定30-27、29-28×2の3-0で小川が暫定王座決定戦へ。

小川マイク「正規王者の仙三選手、規定で1年以内に防衛戦しないといけないんですけど、防衛戦しないんだったら返上してください。猿飛流選手と僕で正規王者決定戦するんで」

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