PANCRASE321:第1試合・ライカ vs. 法DATE

女子フライ級。ライカ3位。

45歳の元ボクシング王者ライカと、22歳の法DATEの対戦。DATEは19年12月にパンクラスデビューし、鈴木万李弥にスプリット判定負け。それ以来の試合。

プレスしていくライカ。法はサークリングし半身でサイドキック。ライカ詰めていくが距離を取りロー。サイドキックをキャッチしたライカだが、法が組み付く。しかし脇を差したのはライカ。ケージに押し込み膝の打ち合い。入れ替えた法、両腕を閂に固定し膝を入れるがブレイク。残り45秒。また距離を取る法。ライカの左がヒット。法のサイドキックが顔面にヒット。バックスピンキック。また組んで押し込むライカ。ホーン。

1Rはほぼ五分。オープンスコアは三者法。

2R。また距離を取りサイドキックを入れる法。詰めてきたライカ首相撲からの膝連打を入れる。また詰めたライカ。ローを入れた法に四つに組んだライカ。ダブルアンダーフック。テイクダウンを狙うが法がケージを背負って耐える。しかし倒された。法下からオモプラッタを狙ったが決まらず。ライカ密着したままパウンド。固められ動けない法。リカバリーの動きなくライカインサイドからの押さえ込みが続く。残り20秒で下から蹴った法だがすぐにまた押さえ込むライカ。パウンド。ホーン。

2Rオープンスコア二者ライカ、一者法。ずっと上にいたライカだが攻めが少なかった分、スタンドでの法を取ったジャッジがいたか。

3R。また距離を取る法を追いかけていくライカ。組んだ。脇を刺される法。差し返す動きはないが、かんぬきで固定すると押し倒した。ライカスクランブルで立つ。また脇を差すライカにかんぬきから膝を入れる法。ブレイク。間合いを詰めるライカにサイドキックを入れる法。また組んだライカ。法またかんぬき。押し倒してテイクダウン。マウント。亀になったライカにパウンドを入れるが、乗りすぎて下になってしまう。残り1分。法下からかんぬきでディフェンス。時間がない。蹴り上げる法。下から三角へ。外れたが先に立ってパンチを入れた。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0で法DATE勝利。

スタンドでちょっと脇を差されすぎていた法だがかんぬきから押し倒し、スタンドで打撃を入れて勝利。下になってからなかなか抜け出す動きがなかったが、それ以上にライカの攻めがなかった。

組んで四つからテイクダウン、上からパウンドというのが基本の攻めのライカだが、上になっても密着した状態が長く、ずっと上にいた2Rも相手に取られてしまっている。ダメージ優先の今のジャッジに対応できていない。

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