ヘビー級。
ボクシングバックボーンのフェリペはUFCでは前座戦線で2勝1敗。3戦全て判定勝ち。
コリアーは元々ミドル級で絞られた体だったが、その後ライトヘビー級に上げ、さらに昨年からヘビー級のリミットいっぱいまで増量し、まるで別人に。初戦は秒殺KO負け。前回は同様にライトヘビー級から上げてきたジャン・ヴィランテに打撃の手数で上回り判定勝ち。
距離を詰めるフェリペ。下がりながらパンチをヒットさせるのはコリアー。パンチを貰うと効いてないアピールなのか挑発するフェリペだが、距離を取ってジャブを当てていくコリアー。お腹タプタプながら、元ミドル級らしくスピンキックなども放つ。フェリペオーバーハンドの右。先に手を出すのはフェリペだが、打たれた後それ以上の手数で打ち返すコリアー。
3R。変わらず出ていくフェリペだが、コリアーが下がりながらジャブを当てていく。相変わらず挑発行為の多いフェリペ。コリアーダブルレッグで飛び込んだがフェリペ切った。スタミナが苦しいのかマウスピースを吐き出すコリアー。フェリペは先手を取るがやはり手数が足りない。空振りも多い。残り1分。疲れが見えるコリアーだが、それでも手数は出していく。客を煽るフェリペだが時間がない。コリアーワンツーからミドル。タイムアップ。
試合後、判定を待つ間も客煽りをするフェリペ。
29-28コリアー、29-28フェリペ、29-28フェリペ。スプリットでフェリペの勝利。
スタッツでは1Rはコリアー、2R・3Rは五分だがややコリアーが上だったが、手数よりダメージを取ったか。コリアーはダメージよりも疲れの方が大きかった気がするが。