RIZIN.29:全試合順決定/予想

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メインがキックのトーナメントなのは想定内。MMA7試合、キック6試合。ドームに全力を注ぐのは当然だから致し方ないが、カードの格差が…バンタム級GPもこちらの8人から決勝に行く選手はいなさそう。

予想はMMAの試合のみ。

中村優作 vs. 北方大地

ご当地マッチ。パンクラスストロー級王者の北方は前回のRIZINに続き、今回も階級を上げたフライ級での試合。両者とも前戦はZSTフライ級王者竿本に敗れている。階級違いの試合は先につなげるものも無いしノリにくい。それでいて、表向きは階級違いの試合であるとはアナウンスされているわけでもないが。

中村判定勝ち。

白川陸斗 vs. 青井人

ご当地マッチその2。修斗とDEEPではともに中堅クラス。2人とも前戦で朴光哲に勝っているが、青井は終始優勢での判定勝ち、白川は劣勢だったが3Rに一発入っての逆転KO勝ち。ただ青井もここ最近は見ないが倒せる打撃は持っている。

青井判定勝ち。

矢地祐介 vs. 川名TENCHO雄生

RIZIN5連敗中の矢地。最後に勝ったディエゴ・ヌネス戦も微妙な判定勝ち。Bellator JAPANで勝った上迫戦も終盤まで押されてからの逆転勝ちで、修斗パンクラスDEEPのタイトルホルダーからはワンランク落ちる印象。RIZIN初戦でDEEP王者武田との王者対決でスプリット判定負けの川名が上か。

川名判定勝ち。

倉本一真 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ

サトシとクレベルの勝利でボンサイ株が急騰し、ヤマニハのハードルが無駄に上がっているが、実力的には金太郎や瀧澤相手に勝ったり負けたりのレベルで、GP16人の中では下位の8人に入る。柔術もできるがそれよりストライカーのイメージが強い。しかし相性的には寝ても立っても優位な倉本はやりやすい相手。倉本が勝つにはスープレックスで頭から落として大ダメージを与えるくらいしかなさそうだが。

ヤマニハKO勝ち。

瀧澤謙太 vs. 今成正和

45歳今成は昨年9月のRoad to ONEで根津相手に一度も組ませてもらえず打撃をもらい続けて完敗。もう攻略法はバレているし、今さら違う攻め方ができるわけでもない。が、バレていても2割くらいは勝てる力があって、瀧澤はこの中では今成が勝てる2割に入っていそう。RIZINルールで許されているサカボやグラウンド膝は寝ている相手には効果的だが、足をキャッチされる危険も大きい。当たってKOするか、極められるかの試合になりそう。

今成一本勝ち。

大塚隆史 vs. 獅庵

RIZIN.28で元谷に敗れた岡田に直近の修斗で完敗している大塚。それだけに期待感が薄いというのが正直なところ。しかしさすがに獅庵とは地力が違う。

大塚判定勝ち。

金太郎 vs. 伊藤空也

今回唯一、修斗パンクラスDEEPを主戦場としていないGRACHAN王者伊藤。王者とはいえ、王座決定戦の相手が獅庵だし、戦ってきた相手のレベルでは大きく劣る。未知数な部分もあるが、やはり地力に差はあるか。

金太郎KO勝ち。

第1試合開始は27日の午後1時半。当日、UFCは夜の2時から早朝まで開催。

パンクラスとバッティングしていて、パンクラスのストリーミングが一時停止できないため、合間を見てRIZINの実況をします。

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