UFC on ESPN+48:第6試合・シャフカト・ラフモノフ vs. ミシェウ・プラゼレス

ウェルター級。

中央アジアウズベキスタンのラフモノフはここまでMMA13戦全勝全フィニッシュ勝利。UFCはデビューがコロナで何度も流れ、昨年10月にいきなりアレックス・オリヴェイラとの対戦になったが、テイクダウンを狙われる展開から、1R終盤にギロチンで引き込みタップアウト勝利。コンバットサンボのカザフスタン王者。

ライト級で体重オーバーを3回したプラゼレスはウェルター級に上げても連勝し階級をまたいで8連勝していたが、前回は代役でUFCデビューを決めたイスマイル・ナウルディエフと対戦し、テイクダウンに苦労する展開で最後は亀でパウンドを耐えるだけとなり、タイムアップまで粘ったもののフルマークの判定負けで4年ぶりの黒星。試合後に禁止薬物使用が発覚し、2年の出場停止が下っている。これが処分明けの初戦で、年齢も39歳になっている。

168cmのプラゼレスを見下ろす185cmのラフモノフ。リーチは196cmで、26cmの差がある。プラゼレスタックルから組み付くとケージに押し込んだ。押し込まれたラフモノフだが背中でクラッチすると外掛けテイクダウン。密着したままパンチを入れていくラフモノフ。体を起こしたラフモノフだがプラゼレス下から蹴り放す。パウンドを落とした飛び込んでラフモノフ。下からタックルに入り立ったプラゼレス。ダブルアンダーフック。投げを狙ったがラフモノフこらえた。また押し込むプラゼレスだがラフモノフボディに膝を入れると入れ変える。ホーン。

1Rラフモノフ。

2R。リーチに勝るラフモノフがパンチを打ち込んでいく。バックスピンキック。プラゼレスのタックルは懐が深く切られる。テンカオ!ヒットしたがキャッチしたプラゼレスがシングルレッグ。潰して上になったラフモノフ。上からパウンド。リーチ差がありガードの中からも顔面にヒットする。ラフモノフハーフバックからチョーク。タップアウト!

ラフモノフ、2試合連続で実力派ベテランブラジル人ファイターからフィニッシュ勝利。

プラゼレスは連敗。年齢と薬物使用もあり、キャリアが長いだけにファイトマネーも無駄に高くなっているので、そろそろリリースの危機。

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