ライトヘビー級。
極真世界大会への出場経験があるプラフニオはONEで4連勝していたがUFCと契約。が、UFCでは3試合連続1RKO負けとボロボロ。今年1月、なぜか4度目のチャンスが与えられると、グーカン・サキをKOしているカリル・ラウントリーJrに慎重な展開で接戦となり僅差判定勝ち。しかし微妙な内容だったためブーイングを浴びている。
ヴィラヌエバは昨年5月、36歳で16勝9敗という戦績でUFCと契約。当時はコロナによるロックダウン中で、よほど人材不足だったのかもしれない。初戦はUFCをリリースされていたチェイス・シャーマンに2RKO負け、2戦目はUFCデビュー戦のジョーダン・ライトに1RKO負け。3戦目はUFC0勝3敗のヴィニシウス・モレイラ相手にカウンターを打ち込みKOしUFC初勝利を挙げている。18勝中15KOで、一発の重さはある。
相変わらず腹回りがゆるいヴィラヌエバ。前に出てパンチを打ち込んでいく。ワンツーがヒットし、プラフニオ頭を抱えて動きが止まる。ヴィラヌエバ追い打ちに行くが腕でブロッキングし凌いだプラフニオ。が、またパンチを打ち込まれるとケージを背負ってディフェンス一辺倒に。ヴィラヌエバがパンチで攻める。パンチで出るヴィラヌエバだがプラフニオのガードを崩せず。残り1分。プラフニオローキックでダメージを与えていく。残り5秒でプラフニオの蹴りをキャッチして倒したヴィラヌエバ。立ち際にパンチのラッシュ。ホーン。
1Rヴィラヌエバ。
2R。打撃戦でプラフニオの左ミドルがボディに突き刺さり、ヴィラヌエバ一瞬遅れて自らしゃがみこんでダウン!KO!
ミドル一発で勝負を決めたプラフニオ。ただパンチを貰うとすぐガードを固めるのはいただけない。