UFC264:第9試合・アイリーン・アルダナ vs. ヤナ・クニツカヤ

女子バンタム級だったが、アルダナが3.5ポンドオーバー。アルダナ4位、クニツカヤ5位。

メキシコのアルダナは昨年10月の前戦でUFC初メイン。元王者ホルムと対戦し、元ボクシング・キック世界王者のホルムからスタンドではパンチを貰い、組まれるとテイクダウンを奪われポジションを許すという展開で手も足も出ない完敗。勝てばタイトル挑戦に近づくところだったが、一歩後退となった。UFC参戦前のInvictaでも体重オーバーしている。UFCでは過去2回、対戦相手が体重オーバーしたことはあり、その試合ではいずれも勝利している。パンチが重いストライカー。

クニツカヤは前戦のケトレン・ヴィエイラ戦につづいて対戦相手が体重オーバー。UFCバンタム級ではここまで4勝1敗。テコンドー、アマチュアムエタイがバックボーンのストライカーだが、UFCでの4勝はすべて判定勝ち。UFCライトヘビー級タイトル挑戦者のチアゴ・サントスと婚約している。前戦ではヴィエイラから3Rずっとバックを取られ続けていたが、押さえ込んでいるだけでフィニッシュを狙えなかったヴィエイラに対し、バックのヴィエイラにパンチを入れたクニツカヤをジャッジ2者が支持して判定勝ち(ただし、メディアのジャッジはほとんどがヴィエイラ支持)。

組みに行くクニツカヤ。引き剥がそうとするアルダナだが、クラッチしてケージに押し込む。が、膝を入れて引き剥がした。パンチを貰って鼻血を出すクニツカヤ。アルダナ左ボディブロー。前に出るクニツカヤだがカウンターの左フックが入ってダウン!アルダナパウンド。ガードで凌ぐクニツカヤだが、アルダナ立つと飛び込んでパウンド。また立つ。残り1分。寝ているクニツカヤは足を利かせてしのごうとするが、ハーフにしたアルダナがパウンド。亀になったクニツカヤ。パウンドをもらい続けてレフェリー止めた!

体重オーバーしたアルダナがKO勝ち。

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