UFC265:第5試合・カロリーナ・コバケビッチ vs. ジェシカ・ペネ

女子ストロー級

2016年にタイトルにも挑戦したコバケビッチ(ヨアンナに判定負け)だが、ここ最近は4連敗。前戦ではノーランカー(当時)のヤン・シャオナンのフィジカルを活かした攻めで削られて完敗。ランキングからも外れた。今回は1年半ぶりの試合となるが、負ければリリースが濃厚。ムエタイがバックボーンのストライカー。

女子ストロー級最年長38歳のペネ。12年前にはBellator初の女子マッチにも出場している。2014年に初代ストロー級王者を決めるTUFのトーナメントでUFCに初参戦したが、そこから7年でまだ6試合目。UFC2戦目にはヨアンナのタイトルに挑戦したがKO負けしている。36歳の時にUSADAから禁止薬物使用で出場停止処分が下り、20ヶ月間の欠場に。約4年のブランクを経て今年4月に復帰すると、MMAキャリア5戦で代役のUFCデビューとなるルピータ・ゴディネスに、テイクダウンを奪われる苦しい展開からスプリット判定勝ち。UFCデビュー戦以来、6年4ヶ月ぶりの2勝目を挙げた。キックがバックボーンだが、柔術も黒帯。

ペネのローをキャッチしてテイクダウンしたコバケビッチ。上から足を蹴っていたがガードに入っていく。しかしペネが下からタックルに入り上に。コバケビッチのガード。密着したまま殴っていたペネ。体を起こすがコバケビッチが足で距離を取る。立ったペネが足をさばいてパスを狙うが、コバケビッチが足に絡み足関へ。膝十字。パウンドを入れて防ぐペネ。サドルロックしインサイドヒールを仕掛けたコバケビッチだが、ペネ回転して外すとマウント。コバケビッチが亀になるとヤスケビッチ十字。腕をクラッチして必死に堪えるコバケビッチ。持ち上げてスラム。一瞬ゆるんだが再度取り直して伸ばした!完全に腕を伸ばしタップアウト!

ペネ、長期欠場明けで2連勝。コバケビッチは5連敗。残念ながらリリースか。

 

タイトルとURLをコピーしました