バンタム級だったがカフラモノフが2.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。
ジョーンズはUFC初戦で期待の強豪・ティムール・ヴァリエフ相手にダウンを喫した所から逆転KO勝ち。2戦目も2Rにアッパーを効かせてKO勝ち。これでローカル時代から通算で4RKO勝ち中。もともとは代役でのUFCデビューだが、まさかのKOマシンぶりを見せ、今回はセミ前々での登場に。今回は負傷選手の代役として9日前に急遽出場が決まったが、対戦相手も直前で負傷欠場し、代役で初参戦選手との対戦に変更。
代役でのUFC初参戦となるのは中央アジア・ウズベキスタン出身のカフラモノフ。しかし計量3日前での登場は無理があったのか計量失敗。MMA8勝2敗の25歳。現在はアメリカ在住でチーム・オーヤマ所属。柔道で全米オープン優勝。サンボでも優勝経験があるグラップラー。PFLではウマー・ヌルマゴメドフと対戦し判定負けしている。
右ハイを放ったカフラモノフだがジョーンズキャッチ。カフラモノフが払腰で投げると上に。起き上がるジョーンズの首を捕らえるとギロチンで引き込む。けっこうタイト。しかし決まらず。後方に投げて上を取ろうとしたが、ジョーンズが立ち上がり、四つに組んで逆に押し込む。入れ替えて押し込むカフラモノフだが、すぐまた入れ替えるジョーンズ。ダブルアンダーフック。カフラモノフは内股を仕掛け、ジョーンズがこらえた瞬間に脇を差し返す。四つの攻防が続き残り1分。また払腰を狙おうとするカフラモノフだがジョーンズこらえる。ジョーンズが押し込んだ体勢のままホーン。
ほぼ差がないラウンド。カフラモノフのギロチンを有効と見るかどうか。
カフラモノフの蹴りをキャッチしたジョーンズ。ケージに押し込むが、カフラモノフが入れ替えて逆に押し込む。離れた。カフラモノフワンツー。ジョーンズもらったがシングルレッグへ。片足でこらえながらパンチを入れるカフラモノフ。ブラウン肘。押し込むジョーンズ。カフラモノフ逃れてパンチを入れると右ハイ。タックルで凌ぐジョーンズを引き剥がす。パンチで攻めるとジョーンズまたタックルで凌ぐ。引き剥がし右を入れたカフラモノフ。ガードを固めてブロックするジョーンズ。打ち返すとタックルへ。テイクダウン。割と簡単に倒されたカフラモノフ。ハーフで押さえ込むジョーンズ。パウンド。残り1分。ガードに戻すがジョーンズ上からパウンドを入れ続ける。カフラモノフ亀にジョーンズバックからマウント。カフラモノフガス欠か?ディフェンスのみ。パウンドを落とすジョーンズ。ホーン。
2R前半カフラモノフだったが後半はジョーンズが盛り返し取り返したか。
3R。カフラモノフ、特に疲れた様子を見せずに出ていく。右ミドル。ジョーンズタックル。ケージでこらえるカフラモノフだがジョーンズがスタンドでバックに回る。倒そうとするジョーンズだがカフラモノフこらえる。正対。カフラモノフがテイクダウンをこらえる展開が続く。こらえながらコツコツパンチを入れているが、このラウンドはどちらとも言えない展開。引き剥がしたカフラモノフがパンチを打ち込む。ジョーンズタックルに。カフラモノフギロチン。スタンディングで絞める。ノーアームに切り替え。ジョーンズ落ちた!
緊急参戦のカフラモノフ、体重オーバーはいただけないがUFC2連勝中のジョーンズから一本勝ち。