ウェルター級。
ロシア人の父・スコットランド人の母を持つパラトニコフは、UFC初の香港生まれのファイター。アメリカ留学中にMMAを学び、香港に戻りMMAのトレーニングを続けていた。現在はラスベガスのシンジゲートMMA所属。UFCデビュー戦は同じくデビュー戦のルイス・コシに1Rダウンを奪われたが、初の2Rとなったコシが後半失速し3Rにパウンドアウト。2戦目はUFC1勝1敗のインパ・カサンガナイにテイクダウンを奪われ、逃げようとしたところでバックを取られてのチョークで一本負けしている。
ブラヒマイは極真空手・ボクシングがバックボーン。佐藤天とのUFCデビュー戦はセコンドがコロナ陽性となり欠場。11月に仕切り直しでデビュー戦が組まれたが、UFC3勝6敗のマックス・グリフィンにスタンドの手数で劣る展開から、3Rに肘を打ち込まれて耳が取れかけドクターストップ負け。
すぐにタックルで組み付いたブラヒマイ。投げてテイクダウン。ハーフ。状態をホールドして足を抜きマウントに。パラトニコフが亀になりバックマウントに。チョーク。しかしちょっと乗りすぎか?顎の下に腕が入り、耐えていたパラトニコフが落ちた!
ブラヒマイ一本勝ちでUFC初勝利。パラトニコフは2試合連続でチョークでの一本負け。