UFC on ESPN29:第2試合・ルーズベルト・ロバーツ vs. イグナシオ・バハモンデス

ライト級。

クルームはUFC4勝2敗1NC。ジム・ミラーに腕十字で一本負けした後、計量当日に代役でUFCデビューが決まったケビン・クルームと対戦したが、序盤でダウン→スタンディングギロチンでまたも一本負け。が、試合後にクルームのマリファナ検出がありノーコンテストになっている。10代には矯正施設に入れられるなど荒れた生活を送っていたが、19歳で娘が生まれ、更生しMMAを始めた。

ライト級で191cmの長身のバハモンデス。スイッチを繰り返し打撃を入れるスタイルでコンテンダーシリーズではKO勝ちしたが、4月のUFCデビュー戦ではUFCキャリア10年のジョン・マクデッシと対戦し、1Rに打撃を効かされ、2R以降盛り返したがスプリット判定負けした。

パンチから組み付いたロバーツ。ボディロックしケージに押し込む。引き剥がしたバハモンデス。ローの蹴り合いからバハモンデスのワンツーがヒット。プレスしてケージを背負わせる。ロバーツまた前に出て組もうとするがバハモンデスは組ませず。またプレスしてケージ際まで追い込む。バハモンデスのアイポークがありタイムストップ。しかしリプレイで見るとヒットしたのはパンチに見えたが。再開。ケージ際まで追い込むバハモンデス。ロバーツシングルレッグ。ケージに押し込みテイクダウン狙い。が、倒せず。またケージに詰めたバハモンデスがパンチを打ち込む。ワンツー。ロバーツも打ち返しまたタックルへ。受け止めてケージでこらえるバハモンデス。倒せないがスタンドでバックに回ったロバーツ。こらえたバハモンデスが膝を入れるとパンチのコンボを打ち込む。ホーン。

1Rバハモンデス。

2R。バハモンデスのパンチを貰いケージまで後退するロバーツ。タックルに入るが切られる。プレスされケージを背負うロバーツ。バハモンデスボディストレート。プレスしているのはバハモンデスだが、ロバーツのパンチもヒットしていて顔面が血に染まっている。バハモンデスパンチ連打から飛び込んでボディに膝。その膝をキャッチしてタックルに入るロバーツだがバハモンデスケージでこらえた。離れる。またプレスして打撃を入れていくバハモンデス。ホーン。

2Rは僅差だがバハモンデス。

3R。両者手数を増やしてきたが、ロバーツはタックル。切られた。バハモンデスのボディストレートをもらい効いたロバーツ。またタックル。がぶられると引き込むが、付き合わないバハモンデス。スタンドに。またタックルを切られたロバーツが引き込む。パウンドを落としたバハモンデスだが、離れてレフェリーブレイク。ボディ・前蹴りと腹に攻撃を入れるバハモンデス。ボディフック。また効いた素振りを見せるロバーツだがこらえた。ロバーツのタックルはまた切られる。引き込むが、バハモンデスはガードに入っていかず上から打撃を落とす。ロバーツは勝つよりフィニッシュされないことに意識を切り替えている。残り1分。バハモンデスが打撃を打ち込んでいく。ロバーツのタックルを受け止めるとギロチン。離れて肘。残り10秒の拍子木と同時にバハモンデスのバックスピンキック!顎にヒットしロバーツ仰向けにダウン!KO!

あのままでも勝っていただろうが、最後にファイトボーナスを確実なものとするスピンキックKO。UFC初勝利。

ロバーツは打撃で圧され、タックルもすべて切られての完敗。

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