ライト級。
昨年のコンテンダーシリーズで1RパウンドによるKO勝ちでUFCと契約したセルビアのメディチ。今年3月のUFCデビュー戦では、UFC0勝1敗の相手に飛び膝からのパウンドラッシュで1RKO勝ち。28歳でMMA7戦全勝。ここまですべてKO勝ちのパーフェクトレコードで、2Rに入ったのも1戦だけだが、前回の対戦相手含め、世界レベルの相手との対戦経験はない。28歳。
ターナーはUFC3勝2敗。代役でデビューしたUFC初戦は階級上で現ランカーのヴィセンテ・ルケ戦で1RO負けしたが、本来のライト級に戻すと3勝1敗。3勝はいずれもUFC未勝利ファイターが相手だが、すべてフィニッシュしている。UFC参戦前も含めて、判定勝利はない。こちらは26歳。
同じような境遇の両者の対戦。
パンチで飛び込んだターナー。メディチカーフキック。メディチのハイをキャッチしたターナーがテイクダウン。サイド。上体を固めて押さえ込むターナー。雑にマウントを狙ったところでガードに戻される。メディチケージ際まで移動。ターナーパウンド。立とうとした瞬間にターナーまたテイクダウン。が、ケージキャッチがあり注意され、ブレイクはかからないが自ら立つターナー。メディチも立ってスタンドへ。打撃で出るターナー。ボディ・顔面に打ち込む。もらっているメディチ。ケージ際でガードを固めるメディチにラッシュ!自らしゃがみこんだメディチにパウンド連打。背中を向けたメディチからバックマウント!チョーク!タップアウト!
ターナー、UFC4勝すべてがフィニッシュ勝利。打撃で思ったより差があった。