UFC on ESPN+51:オッズ/予想と展望

アゴ・サントス 1.65
ジョニー・ウォーカー 2.35
ケビン・ホランド 1.61
カイル・ドーカス 2.45
アレックス・オリヴェイラ 2.55
ニコ・プライス 1.57
ミーシャ・サークノフ 2.27
クシシュトフ・ジョッコ 1.68
アスペン・ラッド 1.36
メイシー・チアソン 3.35
アレックス・ヘルナンデス 1.18
マイク・ブリーデン 5.25
ジョー・ソレッキ 1.69
ジャレッド・ゴードン 2.25
アントニーナ・シェフチェンコ 2.75
ケイシー・オニール 1.48
ベチ・コヘイア 5.50
カロル・ロサ 1.17
ジェイミー・ムラーキー 2.27
デボンテ・スミス 1.68
ダグラス・シウバ・デ・アンドラ1.41
ガエターノ・ピレロ 3.05
シャナ・ヤング 2.10
ステファニー・エッガー 1.77
アレハンドロ・ペレス 1.43
ジョニー・エドゥアウド 2.95

メインはライトヘビー級ブラジリアン対決。

マヘタ・サントスはミドル級から階級を上げて3連続KO勝ちでJJのタイトルに挑戦したが、距離を取っての安全策を選択したJJを攻めきれず判定負けとなったが、反則負け以外すべて勝利しているJJ相手に初めてスプリット判定まで持ち込んでいる。が、次戦では来月タイトルに挑戦するグローバーテイシェイラにグラウンドに持ち込まれて一方的な展開で一本負け。前戦のラキッチ戦は両者手数が少なく勝負にいかない展開でまたも判定負けと3連敗中。37歳と、この階級でもベテランの域に。

ライトヘビー級に上げてから3連続KO勝利のサントスに対し、ウォーカーはUFC参戦後3試合連続秒殺KO勝利。アグレッシブに打撃を打ち込むスタイルで、実力の底が見えなかったが、3試合連続判定勝ちのレスラー・コーリー・アンダーソンにはまさかの1RKO負け。アグレッシブな反面、被弾も多いので仕方がない部分があり、この時はそこまで評価は落ちなかったが、次戦のニキータ・クリロフ戦ではテイクダウンでスタミナを削られグダグダの内容で判定負けして、完全に評価を落とした。前戦のライアン・スパン戦ではまたも序盤にパンチを効かされ、KO負け寸前からタックルをがぶっての肘連打で逆転KO勝ち。今のところ大味なおもしろファイター枠にとどまっている。

3連敗中とはいえ、完敗だったのはグラウンドに持ち込まれたテイシェイラ戦のみのサントス。一発入ったもの勝ちになりそうだが、ウォーカーの実力にはまだ疑問符がつくため、サントスのKO勝ちと予想。

セミはウォーカー同様、連勝で上げた評価を連敗で一気に落としたホランドが登場。8ヶ月で5連勝し、最後はホナウド・ジャカレイを下からパンチを効かせてKOしたホランドだが、デレク・ブランソンとマーヴィン・ヴェットーリにはテイクダウンされると何もできないという致命的な欠点を露呈し判定負け。

今回はフェイバリットだが、相手のヘビー級ランカー・クリス・ドーカスの弟カイル・ドーカスはUFC1勝2敗でセミに出てくるレベルではない。が、ドーカスもグラップラーなだけに、またグラウンドに持ち込まれ何もできない試合になる可能性もある。

プレリムに登場するベチ・コヘイアはこれが引退試合。無敗でUFCと契約し3連勝すると、地元ブラジルでロンダ・ラウジーのタイトルに挑戦したが、わずか34秒でKO負け。その後は6戦して2勝3敗1分け。勝ち名乗りの際に見せる板尾の嫁のようなダンスを最後に披露できるか。

第1試合にはキャリア25年の超ベテラン・ジョニー・エドゥアウドが登場。ブラジルの素手・頭突きありルール時代からキャリアを積み、22年前にはVTJで五味と対戦している。UFCに参戦してからは10年になるが、欠場が多く、ここまで3勝4敗と7戦しかしておらず、最後の勝ちからも5年経つ。連敗中の41歳にとっては崖っぷちの試合。

第1試合開始は3日朝5時。速報します。

 

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