UFC屈指のカーフキッカー・グティエレス。UFCデビュー戦こそハオーニ・バルセロスにチョークで一本負けしたが、そこから5試合で4勝0敗1分け。しかし3戦続けてカーフキックでダメージを与えての勝利だったため、ここ2試合は研究されてそこまで有効に使えていない。
ブラジルのコラレスはここまで2勝2敗。モンテル・ジャクソンにはKO負けしたが、前戦はルーク・サンダース相手に1Rに喫したダウンを2R以降盛り返して判定勝ち。しかしここ2戦はスタンドの打撃でダウンを奪われており、後半はスタミナ切れで失速している。
プレスしてくるコラレス。グティエレスは距離を取りつつ蹴りを入れていく。カーフキック。バックスピンキック。ミドルを入れたコラレス。コラレスパンチで出てケージまで下がらせるとタックル。ボディロックしスタンドでバックに回る。グティエレス正対。逆にダブルアンダーフックに捕らえて入れ替える。しかしテイクダウンに行くわけでもない。放した。また打撃で出るコラレスだが、グティエレスはアッパーを入れるとタックルへ。ダブルアンダーフックからテイクダウン狙い。ケージでこらえるコラレス。首投げを狙うコラレスだがグティエレスこらえた。自ら離れるグティエレス。コラレスが打撃で出るがグティエレスが飛び込んでパンチからカーフキック。ホーン。
1Rヒット数ではややグティエレス。
2R。カーフキックを入れるグティエレス。プレスしてきたコラレス。左右のフックkら左ミドル。パンチで飛び込むコラレスだがグティエレスかわした。ジャブを当てていく。パンチで飛び込み四つに組んだが引き剥がすグティエレス。サイドステップして角度を変えながらパンチを入れる。コラレスがプレスしていくが、ヒット数はグティエレス。ジャブやローで手数を稼いでいる。パンチから右ハイ。コラレスも蹴りを出しているが空振りが多い。コラレスタックルへ。ケージで耐えるグティエレス。シングルレッグで持ち上げたコラレスだが倒せず離れる。距離を取って打撃を入れていくグティエレス。左ボディ。間合いを詰めるコラレスだが手が出ていない。残りわずかでグティエレスは胴回し回転蹴り。下になったグティエレスにコラレスはパウンド。ホーン。
2Rグティエレス。
3R。コラレスまたケージまで下がらせてタックル。こらえるグティエレス。入れ替えて離れた。間合いを詰めるコラレスだが、グティエレスの距離を取りながらのジャブをもらっている。カーフキック、ジャブを当てていく。パンチをもらいまくっているコラレスだがタックルへ。投げてテイクダウン。ガードのグティエレスにパウンド。グティエレスはもう逃げ切り狙いか、ディフェンスに徹する。残り40秒で蹴り離して立った。スタンドでパンチを入れていくグティエレス。コラレス後退。顔面にバシバシヒットしている。残りわすかでグティエレスタックルからテイクダウン。入れ替えたコラレスに三角を狙ったところでタイムアップ。
29-28コラレス、30-27グティエレス、30-27グティエレス。2-1でグティエレス勝利。
1Rは微妙だったのでコラレスに入るのもわかる。3Rは終盤に的確にパンチをヒットさせたグティエレスのラウンドで問題ないと思うのだが。
今回もカーフキックでのダメージはそこまでではなかったが、ジャブを的確にヒットさせて勝利したグティエレス。
コラレスに入れたジャッジは3Rではなく2Rをコラレスにつけている。
#UFCVegas39 Official Scorecard: Chris Gutierrez vs Felipe Colares
— UFC News (@UFCNews) 2021年10月9日
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