Bellator268:メインイベント・ワジム・ネムコフ vs. ジュリウス・アングリカス

ライトヘビー級トーナメント準決勝&ライトヘビー級タイトルマッチ5分5R。アングリカス5位。

昨年8月にライアン・ベイダーからKO勝ちして王者となったネムコフは一回戦でフィル・デイヴィスに危なげなく判定勝ちで王座防衛。本来は元UFCファイアーで5月に4年ぶりの復帰戦で勝利したアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったが、先月、ジョンソンの体調不良のため欠場。

代役で準決勝からの登場となるアングリカスは、元々カール・アルブレックソンとの対戦が組まれていた。Bellatorにはここまで3試合すべてプレリムで判定勝ち。トーナメントの選から漏れていた選手に突然タイトルマッチのチャンスが舞い込んできた。

牽制のジャブの打ち合いからアングリカスのアイポークがありタイムストップ。再開。右を打ち込むネムコフ。アングリカスの右がヒットし膝が落ちたネムコフ!距離を詰めるアングリカスだがネムコフタックル。切れずにテイクダウンを許したアングリカス。ガードで固めるアングリカス。ネムコフパウンド。ダメージは回復したのか?アングリカスガードからニーシールドに移行し、距離を作り立った。残り1分。組んだアングリカスだが膝を入れ離れる。ネムコフワンツー。ジャブを当てていくネムコフ。左フック。ゴング。

効かされた一発以外はネムコフのラウンドだったが、あの一発だけでは引っくり返られないか。1Rネムコフ。

2R。ネムコフのジャブがヒットしている。四つからボディロックすると後方に投げてテイクダウン。アングリカスガードを取るが、1Rも割と下から抱えるだけで攻めるか逃げるかがはっきりしていない。ネムコフ密着したままパウンド。アングリカス出血。インサイドから殴り続けるネムコフ。体を起こして強いパウンドのラッシュ。肘連打。あまりに一方的で止められかねない。しかしゴング。

2Rネムコフ。アングリカス、下になってからの対処が難あり。

3R。ネムコフすぐタックル。テイクダウン。今度は下から蹴ったアングリカスだが、足をサバかれてパスされる。ハーフまで戻したがネムコフ腕を取り腕十字へ。防いで上を取り返したアングリカス。逆にサイド。しかしネムコフ脇を差し立った。ボディロックからバックに回りまたテイクダウンし、また腕十字狙い。クラッチを放さないアングリカスにパウンド。残り30秒でまた腕十字。しかしディフェンスしている。ゴング。

4R。開始30秒でネムコフタックル→テイクダウン。もう完全に攻略済みか。インサイドからパウンド。パスしてサイド。ハーフに戻すが押さえ込みながらパウンド。パス。押さえ込みながら殴るネムコフ。サイドからストレートアームバー、アメリカーナ。頭をまたいでキムラ。タップアウト。

終わってみたら1Rにパンチを効かせられた以外、アングリカスのグラウンド対処に問題があり一方的な展開だった。

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