UFC on ESPN+54:第5試合・ジェイミー・ピケット vs. ラウレアノ・スタロポリ

ミドル級。

本業はトラック運転手のピケット。一攫千金を夢見てUFCとの契約を果たしたが、初戦はテフォン・チュクウィ相手にスタンドで逃げ続けるという展開で判定負け。2戦目はUFC1勝1敗のジョーダン・ライトにタックルを仕掛けたが、ブラウン肘連打をもらい、さらに首相撲から膝をもらってダウンしKO負け。ここまで見せ場なし。

スタロポリはアルゼンチン大会の地元枠でUFCデビュー。デビュー戦に勝利すると、2戦目でタイトル挑戦経験のあるチアゴ・アウベスに勝利。が、そこから現在3連敗中。減量失敗もあり、前回からミドル級に上げている。8歳から始めたテコンドーがバックボーンで、現在はシュートボクセ所属。

スタロポリタックル。切ったピケットだがケージに押し込まれる。スタロポリ膝。シングルレッグで倒そうとするが片足でこらえるピケット。また押し込み。しかし展開なくブレイク。再開後すぐに押し込むスタロポリ。ケージでこらえたピケットは入れ替えると肘を入れる。離れ際にスタロポリが首相撲から膝。ピケットパンチを入れるがまた組んでケージに押し込むスタロポリ。ホーン。

押し込んでいるだけで有効な攻撃がなかったスタロポリ。1Rはピケット。

2R。すぐまた押し込んだスタロポリだがピケットが逆にテイクダウンするとバックに回る。バックからパウンド。スタロポリなんとか正対。押し込み膝。レフェリーがブレイクのタイミングを伺っているが、スタロポリ引き剥がし離れた。パンチの打ち合いからまた押し込むスタロポリ。テイクダウン狙い。離れた。ピケットがパンチで出るがスタロポリまた四つに組んで押し込み。引き剥がしたピケット。左ミドルを入れるピケット。スタロポリはプレスしていくがタックル。シングルレッグから担ぎ上げてテイクダウン。ホーン。

2Rもピケットか。

3R。2R終盤に見せたシングルレッグから抱えあげてのテイクダウンを見せたスタロポリ。しかしすぐ立たれ、逆にピケットが四つからテイクダウン。立ったスタロポリ。打撃戦から四つに組んで押し込むが、ピケットの膝がローブローに。再開。ピケットがパンチの連打をヒット。スタロポリは間合いを詰めるが手が出ない。四つに組み付いたピケットだがスタロポリがケージに押し込む。押し返し離れたピケット。打撃戦。四つに組んだスタロポリがケージに押し込むが、逆に押し返したピケット。が、押し返したところで膝を放ちまたローブローに。減点なく再開。残りわずかで急に激しい打ち合いをする両者。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でピケット勝利。

ピケットUFC3戦目で悲願の初勝利。今日は前に出る気持ちが見えていた。

対するスタロポリは3連敗にも関わらず消極的だった。

 

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