フェザー級だったが、TJ・ララミーの代役として2週間前にUFCデビューが決まったソウザが体重を落としきれず、2.4ポンドオーバー。キャッチウェイトに。
2018年にK-1で久保優太のタイトルに挑戦もしているバダザリアン。まさかその後両者ともにMMAに転向しようとは。昨年のコンテンダーシリーズでは仕留めきれずに後半失速したが、判定勝ちでUFCと契約。8月のUFCデビュー戦は組み付かせず打撃を入れていく展開で、最後は左ハイでダウンを奪ってのパウンドでKO勝ち。
ソウザは25歳で10勝1敗。8月にLFAのフェザー級王座決定戦で勝利しタイトルを獲得している。現在はアメリカ在住で、リョート・マチダのマチダアカデミー所属。空手がバックボーンであり、南米王者にもなっている。当然、蹴り主体の打撃が武器だが、同じストライカーのバダザリアンが相手というのは相性が悪いか。
ソウザが間合いを詰めていく。歳でステップして打ち合わないバダザリアン。いきなり飛び膝を見せたがヒットせず。出たバダザリアンだがソウザの左がヒット。バダザリアンがパンチで飛び込んだが、かいくぐってシングルレッグに入ったソウザ。ケージ際でこらえたバダザリアン。離れた。ソウザ右ミドルから右ストレートをヒット。バダザリアンのバックスピンキックでバランスを崩すソウザ。ホーン。
1Rバダザリアン。
2R。バダザリアンのパンチを顔面に貰ったソウザ。目を気にして下がる。アイポークのアピールはないのでパンチか。ソウザ完全に逃げ気味で会場からはブーイング。ソウザタックル。切られたがその後にパンチをヒットさせた。しかしバダザリアンがケージにつmてパンチを打ち込む。組んだバダザリアンの首を抱えるが、バダザリアン振りほどいて離れる。バダザリアン左をヒット。ソウザ右ミドル。ソウザ距離を詰めたがバダザリアンのパンチを貰って後退。残り30秒。ラウンドを取っているバダザリアンは出ない。ソウザも出られず見合いで終了。
2Rバダザリアン。
3R。ソウザのワンツーがヒット。しかしペースは1,2Rと変わらない。飛び込んでパンチ・ミドルを当てる。バダザリアン飛び込んでボディに膝。ソウザシングルレッグ。倒そうとするが片足でこらえたバダザリアン。切った。残り1分。ソウザが出ていかず、バダザリアンも勝負の必要がないため見合いが続きブーイング。タイムアップ。
判定三者29-28でバダザリアン勝利。
僅差の試合だったが、2Rは明確に落としていたソウザが、3Rもフィニッシュしようという動きが見えず。