UFC268:第3試合・ダスティン・ジャコビー vs. ジョン・アラン

ライトヘビー級。

UFCリリース→キックに転向しGloryでタイトル挑戦→リリースから10年後、元キックボクサーとしてUFC再契約というドラマチックな格闘家人生を送っているジャコビー。最初のUFC契約時は0勝2敗でリリースされたが、今回はここまで3勝0敗1分け。現ランカーのイオン・クテラバとも引き分けている。打撃全般、特にカーフキックが武器。本来はアレクサ・カムールがアランと対戦予定だったが、今月に入り負傷欠場となり、急遽代役に名乗りをあげた。

ブラジルのアランはローカルで試合をした2週間後に代役でのUFC出場が決まり、判定勝ちしたが試合後に禁止薬物が検出され、ノーコンテストになった上に1年の出場停止に。昨年12月に復帰したが、ロマン・ドリーゼにテイクダウンを許す展開で判定負け。

ジャコビーが右・前蹴りで出る。アランは左ミドル。出ていくジャコビーだがアランも打ち返している。アランカーフキック。ジャコビーのアイポークがありタイムストップ。再開。ジャコビーアッパーがヒット。ジャブが当たっているジャコビー。あらンも出てパンチを放つがクリーンヒットせず。ジャコビーバック肘。当たらずホーン。

1Rジャコビー。

2R。ジャブで出るジャコビー。再三打ち込む。アランは手数で負けているがカーフキックを入れる。アラン間合いを詰めていくが、ジャコビーのジャブがヒット。ジャコビー右ハイ。ワンツー。ジャブの手数が多いジャコビー。アラン間合いを詰めてパンチ連打。が、ジャコビーのアイポーク。タイムストップ。再開するがホーン。

2Rも手数でジャコビー。

3R。アランのカーフキックで足が流れるジャコビー。スイッチしても逆足を蹴られるジャコビー。アラン出ていく。しかしジャコビーのジャブをもらう。マウスピースを吐き出したジャコビー。距離を詰めたアラン。またカーフキック。ケージに詰めてパンチから首相撲。振りほどいて離れたジャコビー。残り1分。ジャコビーが出ていく。パンチから右ハイ。アランは出ない。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でジャコビー勝利。

ジャブの手数での勝利。アランはカーフキックは効果的だったが、畳み掛けていけなかった。

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