女子フライ級。カルヴィーヨ5位、リー12位。
ストロー級から階級を上げてきたカルヴィーヨだが、初戦でいきなりランキング1位のジェシカ・アイをテイクダウンで攻め勝利したものの、その後2連敗。前戦は9月に元ストロー級王者のジェシカ・アンドラジとの対戦で、プレスされパンチを貰う展開からスタンドでのパンチのラッシュでレフェリーストップ負け。連敗でタイトル挑戦が遠のいたが、リーと対戦予定だったジェシカ・アイの欠場を受けて、わずか2ヶ月での緊急出場。
KGBことリーはUFCデビューから3連勝後に僅差の判定で3連敗。しかし前回は王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコの姉・アントニーナからテイクダウンを奪うと圧倒。三角から残り15秒で腕十字に切り替え一本勝ち。極真黒帯・柔術茶帯。
間合いを詰めてパンチを打ち込むカルヴィーヨだが、KGBはパンチを出すたびに掛け声を出しているので手数の多さが際立つ。飛び込んでいくカルヴィーヨだがそこにパンチ連打を合わせるKGB。カルヴィーヨタックルに入るが受け止められ切られた。両者顔面にパンチが入り鼻血。カルヴィーヨがミドルをキャッチしてテイクダウン。すぐ立つKGBのバックに回る。バックから足をかけてテイクダウンを狙うが、クラッチを切って振りほどいたKGB。残りわずかで手数を出していくKGB。ホーン。
1Rは打撃の手数でKGB。
2R。左ボディをもらい効いた様子を見せたカルヴィーヨ。KGBがミドル・前蹴りでボディを攻める。カルヴィーヨもパンチを打ち返して凌ぐ。タックルで組み付いたカルヴィーヨだがKGBが受け止めた。離れるカルヴィーヨ。また左ミドルがヒット。カルヴィーヨもワンツーを返す。しかしボディは露骨に警戒している。前蹴りが三日月気味にヒット。カルヴィーヨがパンチを貰ってまた鼻血を出す。首相撲を狙ったKGBだが引き剥がすカルヴィーヨ。ホーン。
2RもKGB。
2R終了後にカルヴィーヨが続行不能となり、KGBがTKO勝ち。
怪我でのストップではなく、セコンドがストップを促し、本人が受け入れて諦めた模様。