UFC on ESPN+55:第3試合・コートニー・ケイシー vs. リアナ・ジョジュア

女子フライ級だったが、ジョジュアが2.5ポンドオーバー。

UFC13戦のベテランケイシー。大学まではサッカーをしていたが怪我で引退。その後MMAを始めた。2013年にプロデビューすると、グァムのPXCに参戦し、後のJEWELS王者前澤智に39秒でKO勝ちしている。UFCではハム・ソヒに敗れるなど、ここまで5勝8敗と負け越し。ストロー級から階級を上げた初戦は腕十字で勝利したが、その後2連敗と崖っぷち。

ジョージアのジョジュアは26歳。ムエタイレスリング・空道がバックボーン。中国・ロシアでキャリアを積んで、2019年にUFCデビューしたが、初戦は階級上のバンタムでKO負け。フライ級に落とした2戦目はガードからの腕十字で一本勝ち。前戦はUFCデビュー戦のミランダ・マーヴェリックの肘でカットしてのレフェリーストップ負け。

ジャブを打ち込むジョジュアにケイシーはワンツー・前蹴り。右がヒット。ケイシー飛び込んでワンツーを繰り返す。もらって顔が赤くなっているジョジュア。右ミドルを入れるケイシー。ジョジュアは手が出ない。ケイシー右から左ハイ。さらに足を止めてパンチの連打。ジョジュアタックル。切れないケイシーはすぐ三角を仕掛けようとするが入れず。しかし下からパンチ・ヒジを連打する。ジョジュアもパウンドを入れるがジョジュア鼻血。ホーン。

1Rケイシー。

2R。またケイシーが先に打撃を入れていく展開。ボディに前蹴り・ハイ。遠い間合いから打撃を入れていく。入り込まないと打撃がヒットしないジョジュア。ケイシーの右がヒット。しかしケイシーの蹴りをつかむとケイシーがバランスを崩し下に。すかさず上になるジョジュアだが、ケイシーすぐ下から蹴り上げ。パウンドを落としつつパスを狙うジョジュア。また蹴り上げたケイシーをパスしたところでホーン。

2Rもケイシー。

3R。ケイシーがヒット&アウェイで打撃を入れていくが、必ず連打で手数を稼いでいる。対するジョジュアは単発。タックルに入ったジョジュアだが切られた。ケイシーワンツー。前蹴り。また鼻血がひどくなるジョジュア。プレスするジョジュアだが、ケイシーが連打を入れて距離を取る。逃げ切りに入っているケイシー。ワンツー左ハイ。組んできたジョジュアに首相撲からヒジを入れる。時間がない。ジョジュア間合いを詰めて残り10秒でタックル。テイクダウン。しかし倒したところで意味なくタイムアップ。

三者フルマークでケイシー勝利。

キャリアの差を見せたケイシー。各ラウンド終盤にグラウンドで下になったが、そこで攻めさせなかった。

ジョジュアは劣勢な状況から展開を変えることが出来ないまま完敗。

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