女子ストロー級。
前戦まではシャイアン・ベイズの名前で出場していたブリスマスだが、今回からは旧姓を名乗ってる。3月に夫JP・ベイズと同日UFCデビューを果たしたが両者敗戦。しかしシャイアンは今年8月の2戦目でUFC初勝利(夫は2戦目も敗れて連敗)。グラウンドから立ち上がる相手の立ち際にハイキックを入れてのKO勝ちでパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞したが、相手の立ち方によってはグラウンドでの頭部への蹴りの反則になっていた、微妙なタイミングでの蹴りだった。バックボーンは空手・テコンドー。
マーティンはUFC1勝2敗。代役のUFCデビュー戦と前戦はいずれも寝技に持ち込まれて一本負け。勝った試合はパンチでダウンを喫し、パウンドラッシュで追い込まれたが凌ぐと、相手が逆にスタミナ切れで失速し、チョークで逆転勝利。
間合いを詰めるマーティン。ケージ際をサークリングするブリスマス。マーティンがパンチを入れるが、ブリスマスも入ってくるところにワンツーを入れていく。両者手数が少ない展開で残り1分。間合いを詰めたマーティンがパンチを入れるがブリスマス前に出るとミドルからクリンチアッパー連打。組んだマーティンがテイクダウンを狙うも切られる。マーティン飛び込んだがまたクリンチアッパー連打を入れるブリスマス。ホーン。
1Rブリスマス。
2Rもブリスマスがケージ際をサークリングする展開。出てきたマーティンにワンツーから左ハイ。マーティンさらに距離を詰める。ブリスマスの右がヒット。マーティン組み付いてケージに押し込んだ。ボディロックからテイクダウン狙い。ケージでこらえるブリスマス。マーティンボディに膝を入れるが、ブリスマスが膝を入れ離れる。微妙なラウンドのため出ていくブリスマス。ワンツー。3連打。終盤手数を増やす。ホーン。
2Rブリスマス。
3R。マーティンタックル。しかしケージでこらえるブリスマス。離れた。また距離を詰めるマーティン。クラッチしてボディロック。倒しかけたがブリスマスがまたケージでこらえる。離れた。出てくるマーティンにパンチを入れていくブリスマス。右がヒット。マーティンも手を出していくがヒット数に差がある。マーティンタックル。が、受け止められた。倒せず離れる。残り1分。スタンドでマーティンが前に出てはパンチを貰う展開が続く。常に手を出し続けるブリスマス。最後に連打で出た。タイムアップ。
30-27、29-28×2の3-0でブリスマスがリングネーム変更後の試合で勝利。
マーティン、武器のグラウンドに全く持ち込めないのでは勝ち目がない。