UFC269:第9試合・ジョシュ・エメット vs. ダン・イゲ

フェザー級。エメット7位、イゲ9位。

アルファメール所属のエメット。レスリングがバックボーンで、その戦いぶりは師匠ユライア・フェイバーと瓜二つ。前戦は下位ランカーのシェイン・バーゴスとの対戦で、カーフキックで足を痛めながらも、3Rにパンチで2度ダウンを奪い判定勝ち。しかしまた下位ランカーとの対戦に。今回は膝前十字靭帯断裂からの復帰戦。

前回、ランキング4位のジョン・チャンソンに挑んだハワイアンストライカーのイゲ。ブライアン・オルテガに完敗した直後のチャンソンが、いつもの打ち合いではなく手堅い攻めを見せ、イゲはオッズではフェイバリットだったが力を出しきれずに判定負け。祖父が日本人の日系3世。

両者見合いからエメット飛び込んでの右オーバーハンドがヒット!もらったイゲが広報にダウン!上になりパウンドを入れていくが、イゲケージで立った。エメット膝を放つが、その膝をキャッチして投げテイクダウン。が、エメットスイープで上を取り返す。イゲ足で距離を作り立った。スタンド。カーフキックを入れるエメット。また両者見合い。ダメージはないものの、ラウンドを取り返さないといけないイゲだが出ていけない。残り1分。イゲがパンチを出したが、打ち終わりにエメットがパンチを返す。両者のワンツーが交錯。間合いを詰めてエメットがパンチを振ったところでホーン。

1Rエメット。

2R。イゲが飛び込んでパンチを入れていく。タックル。ちょっと間合いが遠く切られた。立ち際にパンチを入れたエメット。が、イゲの左をテンプルにもらって少しぐらついた。イゲ出ていく。パンチからタックルに入ったがまた切られた。間合いがつまりイゲの左フックがヒット。残り1分。このラウンドは手数でイゲが上回っている。出てくるエメットにアッパーがヒット。エメットのパンチが空を切り、打ち終わりにイゲの右がヒット。ホーン。

2Rイゲ。

3R。圧を強めたエメット。しかし手が出ない。イゲ右ボディ。間合いを詰めたエメットのパンチがヒットし一瞬動きが止まったイゲ。しかし畳み掛けないエメット。イゲが右オーバーハンド。残り2分。エメット出るが、パンチをバックステップでかわされる。イゲタックル。切ったエメット。このラウンドはここまで五分。残り1分。タックルフェイントに引っかかりバランスを崩したエメット。立ち際に蹴りを入れたイゲ。飛び込みアッパー。エメットの蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙ったイゲだが倒せず。ホーン。

3R手数は僅差でイゲだが…。

29-28×2、30-27の3-0でエメット勝利。

3Rは僅差だったが、2Rもエメットに入れたジャッジは疑問。

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