PANCRASE338:第4試合・高城光弘 vs. 平田丈二

バンタム級。髙城8位、平田9位。

和製ドミニク・クルーズ髙城はコロナ後4連勝中。今年3月に大ベテランのサイバー遼にケージ押し込み、テイクダウンからのバックからの攻めで完勝すると、7月にはネオブラ決勝で風間に敗れた後3勝0敗3分けの川北に1Rテイクダウンからバックを奪うと、3Rにはスクランブルから上の取り合いを制してスプリット判定勝ち。27歳。

闇愚羅の平田は大阪でキャリアを重ね、2021年から東京の試合にも出場するようになり、ここまで2勝2敗。負けた相手はいずれもタイトル挑戦経験のあるTSUNE・井村。勝った2勝はいずれも打撃で圧される展開からの一発逆転KO勝ち。今回は昨年9月の井村戦以来の試合となる。30歳。

ローを蹴る髙城。平田のパンチをかいくぐってタックル。しかし引き剥がした平田。プレスしていく平田だが、間合いに入っていけない。ジャブがヒット。髙城はロー。タックルのフェイント。ミドル。左を狙っている平田。打ち込むフェイントを見せつつ詰める。左フック。髙城手が出ない。ケージ際まで下がる髙城。平田の左をかわして組み付こうとしたが切られる。またじわじわ出る平田。左で飛びこんだところに髙城タックル。切る平田。髙城ジャンピングハイキック。残り1分。変則的な蹴りを見せた髙城。平田も詰めるが手が出ない。ケージに詰めると飛び膝を見せた平田。ホーン。

ジャッジ三者髙城。手数を取った。

2R。髙城が遠い間合いで蹴りを出していく。平田は一発を狙いすぎて手数が少ない。ケージに詰めるが、平田が出るタイミングで先に髙城が出てタックルを狙う。平田切るが、自分の攻めのターンが回ってこない。離れると髙城インロー。平田また出るが、左フックはかわされる。詰めていく平田に髙城タックル。テイクダウン。上半身を起こしてケージ際まで移動する平田。立った。入れ替えると膝をボディに入れる。離れ際に肘を入れた髙城。平田間合いに入れない。先に手を出していく髙城。飛び膝を見せた平田だがヒットせず。また出たところに髙城カウンターのタックル。テイクダウン。背中を付けさせた。平田ケージを使って立つがすぐまた倒した。残り15秒。髙城パンチを入れて離れるが、平田が出てきたところにまたタックル。切られて引き込む髙城。ホーン。

2Rもジャッジ三者髙城。

3R。平田が出るところにタックルを狙っていく髙城。ワンツーを入れた。平田左一辺倒で読まれている。肘を入れた髙城。平田ひたすら左。サークリングしっつ蹴り・タックルを合わせる髙城。タックルからバックに回った。平田反転するが、髙城がレッグドラッグハーフで押さえ込み上を取った。上半身をがっちり固めた髙城。残り40秒で亀になり立とうとする平田だが、髙城ツイスターフック。最後にツイスター狙いからカーフスライサーを仕掛けた。タイムアップ。

ジャッジ三者30-27髙城。髙城が3-0でパンクラス5連勝を達成。

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