UFC270:オッズ/予想と展望

フランシス・ガヌー 2.35
シリル・ガーン 1.65
ブランドン・モレノ 1.56
デイブソン・フィゲイレード 2.55
ミシェウペレイラ 1.38
アンドレ・フィアリョ 3.15
コーディ・スタマン 2.70
イード・ヌルマゴメドフ 1.50
ホドウフォ・ヴィエイラ 1.44
ウェリントン・トゥルマン 2.85
ラオーニ・バルセロス 1.22
ビクター・ヘンリー 4.40
イリア・トプリア 1.20
シャルル・ジョーデイン 4.75
ジャック・デラ・マダレナ 1.30
ピート・ロドリゲス 3.60
トニー・グレーブリー 1.42
サイモン・オリヴェイラ 2.95
マイケル・モラレス 1.80
トレヴィン・ジャイルス 2.05
シルバーナ・ゴメス・フアレス 2.20
ヴァネッサ・デモポロス 1.71
マット・フレヴォ1.53
ヘナロ・バルデス 2.60
ケイ・ハンセン 1.44
ジャスミン・ジャスダビシアス 2.85

今年初のナンバーシリーズは男子最重量級と最軽量級のWタイトルマッチ。

メインは世界最強の象徴・UFCヘビー級タイトルマッチ。王者ガヌーは初防衛戦となる。契約最後の試合であり、勝てばチャンピオン条項により1年間または3試合の契約延長となるが、ガヌーは「もう50万ドル・60万ドルでは試合するつもりはない」と宣言しており、再契約交渉は一筋縄では行かない。

昨年3月に王者となったガヌーは、8月に初防衛戦のオファーがあったが、インターバルが短すぎるということで拒否。ガーンとデリック・ルイスで暫定王座決定戦が行われ、ガーンがアウトボクシングでルイスを完封した。

両者ともにストライカーだが、至近距離で打ち合うガヌーとアウトボクシングのガーンでタイプが違う。ガヌーにとっては相性が悪い。オッズもガヌーがアンダードッグ。

ガヌーが勝つとしたら序盤でパンチをヒットさせてそのまま押し切る展開。それがなければ、距離を取るガーンを捕まえられ無いまま終わるか。

ガーン判定勝ち。

セミUFC史上初のタイトルマッチ同一カード3連戦。初戦は当時王者のフィゲイレードがインターバル3週間のスクランブル出場での防衛戦で、フィゲイレードのローブローでの減点込みでのドロー(減点なしならフィゲイレードの勝利)。さらに試合前日に体調不良で入院していたという事情もあり、ダイレクトリマッチではフィゲイレードが勝つと思っていた。が、再戦ではモレノが序盤からテイクダウンを仕掛ける展開で、1Rにパンチでダウンを奪っての完勝。正直3連戦する必要はないように思えたが、フライ級はよほど人材がいないのか。

フィゲイレードはフライ級ではベテランの域に入る34歳。28歳のモレノとは前回以上に差が開いているはず。3連戦はフィゲイレードの方にリスクが大きい。軽量級離れした重い打撃を持っているので、一発が入ればわからないが…。

モレノ判定勝ち。

タイトルマッチ前の試合にはミシェウペレイラが大抜擢。現在3連勝中。最近は勝敗度外視の無駄に派手な動きは控え目だが、ムスリム・サリコフの代役でUFCデビュー戦のフィアリョが相手ならやらかす可能性が高い。

プレリムでは昨年12月に緊急UFCデビューが決まったが試合当日のコロナ陽性で欠場となったDEEPバンタム級王者ビクター・ヘンリーが仕切り直しでのデビュー。前回と同じくラオーニ・バルセロスとの対戦で、減量しかできなかったという前回に比べ、コロナによる体調不良もなく、しっかり準備ができたのでむしろ延期はプラスに。それでも厳しいカードなのは変わらないが。

第1試合開始は23日朝8時。速報します。

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