UFC on ESPN+58:第8試合・ジュリアン・エロサ vs. スティーブン・ピーターソン

フェザー級だったがピーターソンが3ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。

TUF3位のエロサは、UFCでは石原夜叉坊に敗れてそのままリリース。その後、コンテンダーシリーズに勝利し再契約を果たすも、3連敗でまたリリース。2020年に3度目の契約を負傷欠場選手の代役として果たすと、そこから3勝1敗。夜叉坊がリリース後にローカルイベントでの試合で苦しんでいるのとは対照的に、UFCに確実に居場所を確保している。3勝のうち、得意のダースチョークでの勝利が2試合ある。

ピーターソンはUFC3勝3敗。現在連勝中だが、今回2試合連続での体重オーバー。コンテンダーシリーズにはバンタム級で出場していて、階級を上げているのにさらに体重オーバーしている。一本勝ちが多いグラップラー。前回は極め狙いのUFC最年少・チェイスフーパーの攻めを潰して判定勝ち。

ピーターソンプレスしてケージを背負わせるとシングルレッグで押し込んだ。ケージでこらえたエロサ。離れる。左ミドルを入れたエロサ。打撃で出る。ケージを背負ったピーターソンに左ボディ。距離を取るピーターソン。打撃で攻めていくエロサ。ピーターソン劣勢。ケージに詰めてパンチを打ち込む。ローからワンツー。飛び膝。ピーターソンも大振りのパンチを打ち込む。出ていくがエロサの右をもらって効いた。エロサが追い打ちに行くがホーン。

1Rエロサ。

2R。またパンチでプレスしていくエロサ。ピーターソンはパンチを貰って鼻血。エロサタックルを見せたが切られる。しかしパンチで出ていく。ピーターソンの右オーバーハンドがヒット。一度止まったエロサだがまたプレスし始める。ピーターソンの右オーバーハンドがまたヒット!効いた!ケージに詰めてラッシュ。離れたエロサだが効いていても打ち返していく。しかし明らかにダメージがあるしヘッドムーブがなく危険。が、バックブローがヒットしピーターソンダウン!立ったピーターソンだがエロサはパンチからタックルへ。こらえたピーターソン。まだ攻めていくエロサ。ピーターソンのバック肘をかわしてタックルへ。倒せないがなおもふらつきながらパンチで攻めるエロサ。ワンツーがヒットしたところでホーン。

2R両者ダメージがあったが、ダウンを取ったエロサのラウンドか。

3R。すぐ出ていくエロサ。ダメージが見えるがそれでも攻めていく。ヘッドムーブがなくなっていてパンチを被弾しているが出ていく。タックル。テイクダウン。ピーターソンギロチンを合わせた。引き込んで絞める。しかし決まらず放した。ピーターソン立った。それでも出るエロサ。パンチを放った際に体が流れるエロサ。動きはピーターソンの方がいいが出ていくのはエロサ。しかしビッグパンチを貰ってしまう展開。カーフキックをもらってスリップダウンしたエロサだがすぐ立つ。被弾しながら出てパンチを入れるエロサ。雄叫びを上げて打ってこいとアピールしてからのタックル。テイクダウン。ピーターソン下からオモプラッタ。外したエロサ。パウンド。ピーターソン下から蹴り上げて立つ。残りわずかでスピンキックから浴びせ蹴りを見せたエロサ。タイムアップ。

29-28ピーターソン、29-28エロサ、29-28エロサ。スプリットでエロサ勝利。

1R・2Rは手数で五分、2Rは特に拮抗していたのでどちらに入ってもおかしくなかった。3Rも接戦だったが、終盤のテイクダウンの印象が大きかった。

UFC News on Twitter: "#UFCVegas47 Judge's Scorecard: Erosa vs Peterson

1Rエロサ、2Rピーターソン、3Rが割れた。

ダメージがあっても攻めていく激闘王エロサ。こんな試合をしていたら選手寿命は長くなさそうだが、タイトルを狙うレベルの選手ではないので、激闘でファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得するというのが一番稼げるのかもしれない。

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