女子バンタム級。
初代王者のロンダ・ラウジーのタイトルにも挑戦したことのあるデイヴィス。フライ級が制定されると階級を落としたが、1勝の後3連敗し、再びバンタム級に転向。初戦はテイクダウンからポジションを取っての判定勝ち。2戦目はランカーのパニー・キアンザドとの対戦で、3Rとも僅差だったが判定負け。37歳と若くない。
SEI☆ZA出身のストリアレンコはUFCではTUFフィナーレの試合を合わせて現在3連敗中。最初の2戦はまったく良いところがなく、前戦では打撃をヒットさせる場面もあったが、3Rにあっさりチョークを取られて一本負け。後がない。
いきなり放った蹴りをキャッチされ倒されたストリアレンコ。鉄槌を落とすデイヴィス。ストリアレンコのガード。三角!そのまま肘を極めていくが、デイヴィス体をまたいでギリギリ凌いだ。またストリアレンコのガードに。また腕十字。しかし今度はディフェンスされている。ハーフからパウンドを落とすデイヴィス。ガードに戻したストリアレンコだがパウンドが顔面にヒットしている。ガードからまた腕十字へ。また体をまたがれて極まらず。ガードに戻る。なおも腕十字を狙うが密着して入らせないデイヴィス。パウンド。グラウンド状態でデイヴィスの顔面を蹴り上げ反則。タイムストップ。再開。すぐパウンドを落とすデイヴィス。ストリアレンコは腕十字一辺倒だがもう読まれてる。ホーン。
1Rデイヴィス。惜しい腕十字はあったが、上から攻められすぎていたらラウンドは取れない。
2R。飛び込んでジャブを入れていくストリアレンコ。デイヴィスカーフキック。プレスしていく。カーフキックがまた入りちょっと嫌がった。それでもワンツーを入れていくストリアレンコ。距離を詰めてくるデイヴィスにパンチを当てていく。手数ではストリアレンコ。デイヴィスはカーフキックで攻める。一転して両者打撃勝負に。デイヴィス右目から出血。残り1分。前に出ていくデイヴィス。ホーン。
2Rは僅差。手数はほぼ五分だが、パンチのヒット数ではストリアレンコ。ややストリアレンコか。
3R。やはり両者打撃勝負。しかしカーフキックをもらったストリアレンコがダウン気味に倒れた。上になるデイヴィス。インサイドからパウンド。腕十字狙いをサバいて外す。パウンド・肘を入れるデイヴィス。下からひたすら腕十字狙いのストリアレンコ。密着して防ぎパウンドを落とし続けるデイヴィス。残り30秒で強いパウンドを入れる。タイムアップ。
29-27×2、30-27の3-0でデイヴィス勝利。
2者は3Rのデイヴィスに10-8つけたか。
ストリアレンコ、下からの腕十字狙いでデイヴィスから一本取りかけたのは良かったが、読まれてからは立つ動きに切り替えるべきだった。再契約後3連敗だが、4度目のチャンスは有るのか。