UFC271:第7試合・カイラー・フィリップス vs. マルセロ・ロホ

バンタム級

フィリップスは無敗選手を集めたTUFで優勝したブラッド・カトーナに破れUFCとの契約ならず。その後、UFC参戦前のビクター・ヘンリーとローカルイベントで対戦しスプリット判定負けしたが、2020年3月にUFCと契約すると3連勝で、UFC6戦負けなしだったプロスペクトのソン・ヤドンからもテイクダウンを奪っていき黒星をつけランキング入りした。が、前戦はフライ級から上げてきたハウリアン・パイバと対戦し、1Rにパンチでダウンを奪うなど打撃で圧倒したが、2R以降消耗し、グラウンドで下になり判定負けした。

アルゼンチンのロホは昨年3月にUFCデビュー。コロナで欠場した選手の代役でラオーニ・バルセロスと対戦予定だったが、バルセロスもコロナで欠場し、階級上のフェザーでシャルル・ジョーダインと対戦。3Rにパンチでダウンし、ガス欠にもなり、最後はボディブローで嫌倒れしてKO負け。その後は昨年3度試合が組まれるが、すべて相手の都合により消滅。ローカルでも16勝6敗と戦績はきれいではなく、UFCレベルにあるかどうかもまだわからない。

打撃戦。フィリップス飛び膝。パンチからタックルに入るがロホ受け止めた。離れる。詰めてパンチを入れるロホだが、フィリップス組み付いてケージに押し込むとテイクダウン。バックマウントからマウントに移行。ハーフに戻すロホ。首を抱えるフィリップスだがロホ立った。離れる。飛び込んだロホにフィリップスは左フックを合わせる。バックスピンキックからタックルに入るフィリップス。引き剥がしたロホ。パンチで出るロホにフィリップスは組み付くと支釣込足でテイクダウン。ロホガードから腕十字。腕を抜いて逃れたフィリップス。ホーン。

1Rフィリップス。

2R。ロホパンチで出ていく。フィリップス左ハイ。カーフキックを入れていくフィリップス。ロホ出ていくが、打撃をヒットさせるのはフィリップス。タックルに入るがロホ切った。ロホ飛び込んでパンチを出していくが距離を取られてヒットせず。カーフキックを蹴られた左足が大きく腫れているロホ。ホーン。

2Rフィリップス。

3R。フィリップス距離を取りつつカーフキック。フィリップスタックル。受け止めたロホだがフィリップスさらにそこから前に出てテイクダウン。サイド。キムラトラップからマウントへ。日沖三角。そのまま下になり三角十字。タップアウト!

フィリップス完勝。

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