ミドル級。
昨年9月のコンテンダーシリーズで勝利してこれがUFCデビュー戦となるドブソン。ここまで6勝負けなしの30歳。アメフトで大学進学したが上手く行かず、退学してMMAに転向。
マルクーンはウィテカーのスパーリングパートナーで、今回も含めてUFCでの3戦はすべてウィテカーの試合の前座。ローカル無敗とはいえオーストラリアで無名選手に勝ったのみでのUFC契約はコネと見られても仕方がない。UFCデビュー戦はいきなりフィル・ホーズのパンチにビビって下がり、わずか18秒でKO負け。2戦目は柔道エリートでスタミナに難ありのアブドゥル・ラザクからテイクダウンを奪って体力を削ると、あとは一方的な展開で判定勝ち。
マルクーンが間合いを詰める。近い。パンチが届く間合い。マルクーンタックル。受け止めて膝を入れたドブソンだが、マルクーンダブルレッグでテイクダウンを狙う。凌いだドブソン。引き剥がすドブソン。マルクーンまたタックル。ケージで尻クラッチからリフトしようとしたが倒せず。しかしなおもダブルアンダーフック。マルクーンが首相撲から膝を狙うとマルクーン離れた。ワンツーを入れるドブソン。首相撲から膝。打撃戦。ドブソンのパンチがひっと。左ミドルを入れるとマルクーンキャッチしてテイクダウン狙い。しかし引き抜いたドブソン。残り1分。ドブソン出てきた。マルクーンパンチをもらい距離を取る。マルクーン残り15秒でシングルレッグ。テイクダウン。がぶったところでホーン。
1Rドブソン。
2R。ドブソン打撃で出る。マルクーン組んでボディロック。テイクダウンを狙うがケージでこらえるドブソン。離れた。マルクーンシングルレッグ。テイクダウン。すぐに立とうとするドブソン。マルクーンバックに回りパンチを入れるとボディロックからまたテイクダウン。バックからのパンチがヒット。ドブソンちょっと弱っている。マルクーンがバックキープし殴っていく。片膝をついて立とうとするドブソンをバックからコントロールしつつ殴っていくマルクーン。ドブソン立ち上がれず凌ぐだけになっている。マルクーンのコントロールが上手いのか。残りわずかで手を放してパンチを入れるマルクーン。ドブソン立つとパンチで出る。ホーン。
2Rマルクーン。最後に立ち上がってパンチで出た時の動きを見る限り、ドブソンにはあまりダメージはなさそう。
3R。マルクーンシングルレッグからスタンドバック。投げてテイクダウン。ドブソン立つがすぐまた倒してバックから殴る。2Rと同じコントロールして殴り続ける無限地獄に。ドブソンケージ際で立ったが、やはりまた倒される。背中を付けたドブソン。ハーフで殴っていく。ドブソン動けず。パウンドで削り続けるマルクーン。動けないドブソン。凌ぐのが精一杯。残りわずかでサイドに出たマルクーン。ケージを蹴って立ち上がったドブソンだが時既に遅し。タイムアップ。
三者29-28でマルクーン勝利。
マルクーンのコントロールが上手かったのかもしれないが、それ以上にドブソンが逃げられなさすぎ。マルクーンもちゃんと逃げられる相手だとどうかなという疑問がある。