フェザー級。両者とも本来はバンタム級の選手だが、今回はフェザー級で戦う。
ケレハーはコロナ禍でバンタムからフェザーに転向し、4試合した後またバンタムに戻すと、前戦からはまたフェザーで戦っている。ギロチンが得意なグラップラー。学生時代はホッケー・サッカー・ボウリングなどをしており、格闘技を始めたのは21歳からと遅い。
ハビブのいとこ・ウマル・ヌルマゴメドフ。弟はBellatorに参戦中のウスマン。UFCデビュー戦から圧倒して最後はチョークで一本勝ち。まだ実力の底が見えないが、レスリングの強さに加え、ハビブにはないスタンドでの打撃のテクニックも持っている。AKAのハビエル・メンデスコーチはバンタム級のタイトルを獲得した後、フェザー級のタイトルも獲得できると評価している。UFC8勝6敗の中堅以上ランカー未満のケレハー相手に、オッズでは今大会一番のフェイバリット。
右ハイをヒットさせたウマル。パンチで出て組み付いたケレハーだが、ウマルがダブルアンダーフックでケージに押し込む。投げを狙うウマルだが、膝を入れて離れた。ウマルタックル。受け止めたケレハーだが、ケージに押し込み足を掴んでバックに回り、座った体勢でバックマウント。チョーク。ケレハータップ!
ウマル圧勝。中堅以上ランカー未満のケレハーに何もさせず。次は本来のバンタム級で戦いたいとのこと。ランカーと組んでほしい。
ケレハーは事前にトラッシュトークで煽ったのみで終わった。