UFC272:第2試合・デボンテ・スミス vs. ルドヴィート・クレイン

ライト級。

スミスはキャリア11勝3敗のうち一本勝ちが1回で、後はすべてKO決着。UFCでも2試合連続KO勝ちしたが、その後はカーマ・ワーシーとジェイミー・ムラーキーにKO負けしていて、ここまで3勝2敗。ライト級では身長が低め(175cm)だが、リーチは193cmもある。

スロバキア初のUFCファイター・クレインはここまで1勝2敗。初戦は秒殺KO勝ちしたが、2戦目は打撃で押され、テイクダウンも奪えず判定負け。前戦はやはり打撃で圧される展開から、タックルにアナコンダチョークを合わせられ一本負け。

クレインが距離を詰める。ワンツー。スミスも右をヒットさせる。また右。右ミドル。ケージに詰めたクレインが左をヒット。効いた。距離を詰めたクレインがラッシュ。クリンチで凌ごうとするスミスをケージに押し込んだクレイン。膝。展開がなくブレイクがかけられる。クレインワンツーから左ハイ。バランスを崩したスミス。またケージに押し込んだクレイン。ホーン。

1Rクレイン。

2R。スミスミドルを入れていく。ハイ。またハイ。1Rを落としたと思ったのか手数を出していくが、クレインのパンチを貰うとケージまで後退。組んだクレイン。ダブルアンダーフックから肩パンチ・肘。離れた。踏み込んで左がヒット。押され気味のスミス。ミドルをもらう。クレインの前蹴りをキャッチしたスミスが組んでいくが、逆にケージに押し込まれる。首相撲から膝を入れるスミスだが、クレインが押し込みながら肘。またブレイクがかかる。スミスタックル。タイミングはドンピシャだったが、クレインこらえた。シングルレッグに切り替えたが、クレインケージでこらえるとまた入れ替えて押し込む。ホーン。

2Rクレイン。

3R。前蹴りをボディにもらい、スミス明らかに効いた様子を見せて後退。クレインすぐ出ていく。腹にミドル。またクリンチして凌ぐ。肘を入れる。クレイン離れた。クレインワンツー。ミドルの打ち合い。スミスタックルに行くが止められてまた押し込まれる。離れた。右を入れたスミス。スミス出てワンツー。クレインのタックル。止めた。スミスのワンツーがヒット。開き直ったのかスミスが打撃をヒットさせていく。首相撲から膝・肘。クレイン逆に疲れたか。タックルへ。スミス受け止めてケージでこらえるが、押し込まれて入れ替えられない。残り1分。離れて出ていくスミスだが、クレイン距離を取りミドル。タイムアップ。

29-28スミス、29-28クレイン、30-27クレイン。スプリットでクレイン勝利。

3Rは割れる要素があったが、1,2Rのどちらかでスミスに入ったのは謎。

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