ヘビー級。両者ともにノーランカー。
元NFLでDV・コカインなどのトラブルでも話題になったハーディ。ローカルは全試合1R勝利だったがUFC初戦で2Rに突入すると失速し、故意と言われてもしょうがない反則膝を出して負け。その後は格下相手に連勝するも、初の判定勝ちした試合ではインターバル中に禁止されている吸入器を使用したことでノーコンテストに変更とトラブル続き。前回は代役でアレクサンダー・ヴォルコフと初ランカー挑戦。終始劣勢で勝つチャンスはまったくなかったが、ヴォルコフが踏み込まなかったこともあり判定まで持ち込んだ。
大西洋の島国・カーボベルデ共和国で初のUFCファイターであるカストロは、前回のUFCデビュー戦では同じデビュー戦のジャスティン・タファに秒殺KO勝ち。ただし、タファのMMAキャリアが3戦しかなかったので、評価していいか不明。MMA6戦全勝でバックボーンはキックボクシング。
打撃戦。両者いきなりKOパンチを打ち込んでいく。ジャブを入れるハーディ。カストロはフックを振り回す。右を打ち込んだハーディだがカストロの右ももらう。また出たハーディに右がヒット。ハーディ間合いを詰めてパンチを打ち込む。カストロのパンチはスウェーでかわした。プレスしていくハーディ。ホーン。
1Rハーディ。
2R。ローを入れていくカストロ。ハーディはちょっと左足を引きずり気味。右を打ち込むハーディ。ローを打たれている足が紫に腫れている。ジャブを入れるハーディ。カストロは手数が少ない。ハーディも出ていけない。ホーン。
2R微妙。カストロのローがどれだけ評価されるか。
3R。カストロ出てきた。パンチからロー。ハーディはジャブ。ハーディが蹴りを空振ってスリップダウン。しかしハーディはスクートで足を蹴るだけ。ブレイク。残り1分。カストロ手が出ない。ハーディのジャブも間合いが遠い。コンタクトがないまま時間がすぎる。見合ったままタイムアップ。
三者フルマークでハーディ勝利。
打撃が向上しているが、初期の荒々しさがなくなり普通の選手になってしまってきている。