【UFC】速報中!UFC249

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出場予定だったジャカレ・ソウザが新型コロナウイルスで陽性反応が出るというアクシデントの中、UFC249が予定通りフロリダ州ジャクソンビルで無観客で行われます。果たしてどうなりますか。
そうは言っても対戦カードは豪華絢爛。セミではヘンリー・セフード×ドミニク・クルーズのフェザー級タイトルマッチ、メインはトニー・ファーガソン×ジャスティン・ゲイジーのライト級暫定王座決定戦と見どころ満載。コロナ禍で格闘技を観戦出来る幸せを噛みしめつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ヘビー級】
○グレッグ・ハーディー
(判定3-0)
×ヨルガン・デ・カストロ
1R、開始直後から至近距離でのパンチの打ち合い。一触即発の空気が流れる。試合が落ち着くとカストロは的確なローをヒット。じわじわとプレッシャーをかけていくが、後半になるにつれてハーディーが圧力をかけ返す。ケージに追い込むと前蹴りを顔面に打ち込むなど攻勢。しかしカストロは距離を取って立て直してラウンドを終えた。
2R、ハーディーは息が上がって発汗が目立つ。スタミナが切れたのか運動量がやや落ちる。カストロは様子を見ながらローを蓄積。深追いをしない。決定的な場面がないままラウンド終了。
3R、開始直後にハーディーがラッシュを仕掛けるがカストロは冷静に対処。ハーディーも距離を取って試合が落ち着いてしまう。中盤になるとカストロがスリップして転倒。グラウンドで横になったがハーディーは攻めにいかず、レフェリーはスタンドを促す。再開後も手数が出ないまま試合終了。微妙な判定はハーディーに軍配。


【フェザー級】
×ジェレミー・スティーブンス
(2R TKO)
○カルヴィン・ケイター
1R、開始直後から前に出るのはスティーブンス。じわじわ追い詰めて積極的にパンチを出していく。しかしケイターもしっかり打ち返して一触即発の打ち合いが続く。終盤になるとケイターの右フックがクリーンヒット。ダウンかと思いきやスティーブンスは逆に前に出る打たれ強さ。最後まで激しくパンチを交わしてラウンドを終えた。
2R、勢いを増すのはケイター。アッパーを交えた左右のコンビネーションが鮮やかにヒット。しかしスティーブンスは倒れない。ケイターの猛攻を交わして一呼吸を置く。しかしパンチの交差からケイターの右の肘がカウンターでクリーンヒット!さすがのスティーブンスはダウン。ケイターのパウンドを見てレフェリーが試合を止めた!ケイターが強烈なエルボーで試合を決めた!!


【ヘビー級】
○フランシス・ガヌー
(1R TKO)
×ジャイルジーニョ・ローゼンストライク
1R、ジャブでタイミングを窺うガヌー。様子を見るかと思いきや、一気に距離を詰めて左右のパンチを振り回すガヌー。後ろに下がるローゼンストライクだが被弾してダウン。ケージを背にしたところにガヌーはパウンド。失神したローゼンストライクを見てレフェリーが試合を止めた!僅か21秒でガヌーが衝撃的な勝利です。


【UFC世界バンタム級チャンピオンシップ】
○ヘンリー・セフード
(2R TKO)
×ドミニク・クルーズ
いつも通り独特のステップを取るクルーズ。セフードも警戒して距離を取る展開。距離が近づくとセフードはローを確実にヒット。さらにクルーズに捕らえてスタンドでバックに回りかけるが、クルーズは素早く正対して脱出に成功するなどさすがの動きを見せる。クルーズは有効打こそ少なかったが往年のステップでラウンドを終えた。
2R、開始直後からプレッシャーを強めるセフード。細かくローを当てるとクルーズの身体が流れ始める。さらにセフードは間合いを詰めて左右のパンチを打ち込む。しかしクルーズも寸前で回避。スタンドでは独特のステップはまだ健在。中盤に入ると偶然のバッティングでセフードは頭部をカット。止血後再開すると打撃の交差からセフードの膝が顔面にヒット。鈍くダウンするクルーズに対してパウンド連打。ラウンド終了まで残り数秒だったがレフェリーが試合を止めた!セフードが王座防衛に成功です。
勝利したセフードは試合後のインタビューで引退を表明!まさかまさか絶頂期で。。。


【ライト級暫定世界王座決定戦】
×トニー・ファーガソン
(5R TKO)
○ジャスティン・ゲイジー
1Rはファーガソンのトリッキーな動きにペースを乱されたゲイジーだったが2Rから反撃開始。ローを着実にヒットさせると至近距離では左右のフックを振り抜く。これが何発も入るがファーガソンは打たれ強い。不気味な笑みを浮かべて前進すると終了間際には渾身のアッパー。これでゲイジーはダウン。なんとか立ち上がったところでラウンドを終えた。激しい消耗戦が続く。
3R、ダメージが心配されたゲイジーだが序盤からイケイケ。踏み込んでパンチを振るっていくとこれが的確にヒット。ついにファーガソンをグラつかせる。一気に試合を決めようと前に出てパンチを出すゲイジーだがファーガソンはどうにか回避して持ち堪える。さらには逆に水面蹴りというトリッキーな技を出すなど息を吹き返してラウンドを終えた。
4R、互いにスタミナを消耗し、ダメージも大きい。動きは鈍くなってきたがそれでも激しく打ち合う。中盤にパンチの交差からゲイジーの右フックがテンプルを直撃。ファーガソンは千鳥足になるが、ゲイジーは疲れからかなかなか攻めきれずにファーガソンは回復してラウンドを持ち越えた。
5R、開始直後からゲイジーペース。左のジャブ、ストレートが面白いようにヒットしファーガソンの足は完全に止まる。出血も多く、パンチが見えていない可能性も。ゲイジーはさらにパンチを蓄積させていくと、ファーガソンは背中を見せて動きが落ちたところでレフェリーが試合を止めた!ゲイジーが消耗戦を制して暫定王者に輝いた!
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