女子ストロー級だったが、ハンセンが2.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。
ベネズエラ出身・パナマ在住のホドリゲスは昨年10月のコンテンダーシリーズで判定勝ちして契約を勝ち取り、これがUFCデビュー戦。MMA7戦全勝で、判定2試合のほかはすべてKO勝ち。29歳。
まだ22歳のハンセンはUFCデビュー戦でいきなりRIZINで浜崎朱加と対戦したこともあるジン・ユ・フレイから腕十字で一本勝ち。しかし2戦目はリードしていた内容での微妙な判定負け、1月の前戦では今回同様コンテンダーシリーズからのUFCデビューとなるジャスダビシアス相手にテイクダウンを奪えない苦しい展開での判定負けで2連敗となってしまった。下になると立てなかったのもマイナス。
序盤打撃戦。ハンセンもパンチで応じる。タックルで飛び込んだ。距離があったが組んでボディロック。テイクダウンを狙ったがこらえたホドリゲス。しかしシングルレッグに切り替えて倒された。ケージを使って立つホドリゲス。大内テイクダウンしたハンセンだが、ホドリゲスは倒された勢いで巴投げで投げてすぐ立った。ハンセンまたタックル。テイクダウン。今度はしっかり寝かせた。パスしてサイドから肩固めを狙う。しかし時間がない。ガードに戻したホドリゲス。ホーン。
1Rハンセン。
2R。テイクダウン警戒しているホドリゲスだが、蹴りをキャッチしたハンセンがそのまま組みついてケージに押し込む。こらえて引き剥がすとパンチを打ち込む。ハンセンタックル。止められたがケージに押し込んだ。ホドリゲス受け止めて入れ替える。逆にシングルレッグで倒す。ハンセンアームロックを狙ったがホドリゲスが回転して外しサイドに。亀になったハンセンからバックマウント。残り1分。バックからチョークを狙うが防がれているホドリゲス。マウントに移行しようとするが、ハンセンハーフにして下から足関。アンクル。しかしホーン。
2Rホドリゲス。意外にもグラウンドで攻めて攻勢に。
3R。ホドリゲスがタックルでテイクダウン。ハンセンKガード。スイープを狙う。ホドリゲス立って外す。足を蹴る。ハンセン立ってスタンドへ。組んでいきテイクダウン狙い。が、ホドリゲスこらえて逆にケージに押し込む。シングルレッグ。倒しかけたがハンセンこらえる。しかし押し込まれたままの展開が続く。残り30秒で放したホドリゲス。そしてまたタックル。テイクダウン。タイムアップ。
三者29-28でホドリゲス勝利。
UFCデビュー戦勝利のホドリゲス、戦績から打撃系かと思ったが、2R以降は逆に自分からテイクダウンを仕掛けてチャンスを作り判定勝ち。
若く将来性を感じさせたハンセンだが3連敗。今回も下になるとそこで時間を使ってしまい敗れた。