UFC273:第1試合・フリオ・アルセ vs. ダニエル・サントス

バンタム級だったが、アルセが0.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

フェザー級で3勝2敗だったアルセ。昨年バンタムに落として初戦でアンドレ・イーウェルに勝利したが、2戦目はソン・ヤドンにパンチでダウンを奪われパウンドで2RKO負け。3戦目にして計量をクリアできず。ニューヨークのタイガー・シュルマンMMA所属。

UFCデビューとなるブラジルのサントスは約2年4ヶ月ぶりの試合。コロナ前の2019年にBRAVE CFで勝利した後にブランクが開いたが、昨年10月にUFCと契約。しかし欠場となり、今回が仕切り直しのデビュー戦。27歳で10勝(5KO・2一本勝ち)1敗。ライト級王者チャールズ・オリヴェイラと同じシュートボクセ・ディエゴ・リマ所属。

サントスがプレスしていく。アルセケージ際をサークリング。打撃からタックルに入るサントス。押し込んだが離れる。肘を打ち込みまた組んだ。圧されてきたアルセだが手数を増やしてきた。ジャブを入れる。が、プレッシャーをかけてまたケージを背負わせるサントス。パンチからまた押し込むが引き剥がすアルセ。左ハイ。ヒットし一瞬止まったサントス。パンチを打ち返すが、アルセが手数を出していく。ホーン。

1Rアルセ。

2R。さらに圧を強めるサントス。ケージを背負ったアルセにラッシュから飛び膝。アルセタックルから入れ替える。自ら離れた。サントスバックブロー。手数を出してくるサントスだが、アルセボディブロー。下がりながらジャブ。ヒット数ではアルセ。サントスは空振りが多い。ケージを背負っているがパンチをしっかり当てていくアルセ。最後に蹴り足を掴んだサントスだがホーン。

2Rアルセ。打撃で攻めるサントスだが、アルセに見切られて差がついてきた。

3R。すぐ詰めるサントスだが、アルセが下がりながら打撃をヒットさせる。サントスの打撃は空振り。スーパーマンパンチなどで流れを変えようとするサントスだがヒットせず。出続けるサントス。しかし打撃のヒットはほとんどアルセという状況。タックルに入るが止められる。残り1分。胴回し回転蹴りを見せたサントスだが、かわされて倒れたところにパンチを貰う。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でアルセ勝利。

UFCデビュー戦で積極的に攻めていったサントスだが、アルセに打撃を見切られると後半は一方的に。

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