UFC on ESPN35:第3試合・ゲイブリエル・グリーン vs. ヨアン・レイネス

ウェルター級。

昨年5月に緊急出場でUFCデビューしたグリーン。ローカルではCXFの160ポンド級王者だったが、ちょうどライト級まで落とすのが厳しいタイミングだったのか、その後もUFCではウェルター級で戦っている。ここまで1勝1敗。UFCデビュー戦は緊急出場もあってかスタミナ切れで敗れたが、前戦は打撃で上回ってUFC初勝利。

レイネスは11月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約。カナダのTKOでキャリアを積み、昨年7月にはCage Furyのウェルター級王座を獲得。コンテンダーシリーズでは1分37秒でKO勝ちしている。キャリア8戦全勝で、判定で勝った2試合以外はすべてKO勝ち。29歳。

詰めるレイネス。ミドル。グリーンは距離を取ってステップ。飛び込んで右を入れたレイネスだがグリーンも打ち返す。また飛び込んで大振りの右。レイネス右ミドル。ワンツー。レイネスも飛び込んでパンチを打ち込む。レイネス詰めてきた。タックルへ。虚を突かれたグリーンからテイクダウン。サイドへ。立ち際にギロチンに抱えたレイネス。スタンディングギロチン。しかし振りほどいたグリーンが離れる。パンチで出るレイネス。グリーンもパンチを返すが空振り。グリーンの飛び込んでの右がヒット。足を止めて打ち合うがレイネスがパンチをヒットさせる。ホーン。

1Rレイネス。

2R。グリーンも出てきた。ロー。レイネスタックル。しかし引き剥がしたグリーンが飛び膝。レイネスの右オーバーハンドがヒットしグリーンダウン!サイドにつくが、グリーン脇を差して立つ。立って離れた。パンチで出たグリーンにレイネスタックル。テイクダウン。グリーンは下からキムラを狙ったが、外されサイドを取られる。立ち上がろうとしたところでバックに回ったレイネスがチョークを狙うが、グリーン外して立つ。パンチで出るグリーン。レイネスちょっと疲れたか。圧をかけて出るグリーン。飛び膝。レイネスの大振りのパンチは空振り。パンチを貰い防戦一方に。スリップして下になったレイネス。グリーン立った状態からのパウンド連打。レイネスは腕でブロックするだけで打たれ続ける。レフェリーストップ!

グリーン逆転勝ち。

初参戦のレイネス、グリーンが最後出てくるまでは攻勢だったのに、一度劣勢になったら防戦一方になってしまい完敗。最後も足で距離を作るとか出来なかったのだろうか。完全に心が折れてしまった。今までの戦績と違い、組みもけっこう出来る印象だったのだが。MMA初黒星。

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