UFC on ESPN+29:メインイベント・アンソニー・スミス vs. グローバー・テイシェイラ

ライトヘビー級5分5R。スミス4位、テイシェイラ8位。

ミドルから上げて3連続フィニッシュ勝利でJJのタイトルに挑戦したが、特にいいところがなく、劣勢の展開なのに一か八か勝負に出ることもなく、見せ場のないまま判定負け。次戦ではアレクサンダー・グスタフソンとアウェイのスウェーデンで対戦。3Rまで押される展開だったが、4Rに雑な投げを仕掛けたグスタフソンからバックを奪いチョークで逆転勝利。

40歳になったテイシェイラは前戦で下位ランカーのクリロフ相手に接戦の末スプリット判定勝ち。星の上では3連勝となった。その前の2人もノーランカーで、テイシェイラにとっては久しぶりの上位ランカーとの対戦。メイン登場も3年ぶり。正直、勝ってもタイトル挑戦のチャンスも回ってこない気がするし、回ってきてもJJに勝てる気もしないが。

右を入れたスミス。テイシェイラが出てきた。ジャブ。スミスのワンツーがヒット。テイシェイラのパンチは空振り。スミスの強烈な右。頭を振ってかわすテイシェイラテイシェイラシングルレッグも空振り。ケージまで詰めたテイシェイラがボディ・顔面に連打を打ち込むが、ボディブローが低くローブローに。タイムストップ。再開。スミスの右がヒット。テイシェイラはロー連打。スミスのワンツー。またワンツー。入っているように見えるが紙一重でかわしているのか。テイシェイラが前に出て左がヒット。まっすぐケージまで下がるスミス。ホーン。

1Rスミス。

2R。右を打ち込んでいくスミス。ワンツー。テイシェイラも打ち返す。スミスの右、前蹴りがヒット。劣勢だったテイシェイラだがパンチ連打でケージまで詰めるとラッシュ。スミスガードを固めてしのぐ。スミス消耗したのか、ガードを下げている。テイシェイラは逆にノッてきた。ボディにバックスピンキック。ホーン。

2Rテイシェイラ

3R。テイシェイラのローをキャッチして倒したスミスだが、そこから攻めようとするもテイシェイラに立たれる。テイシェイラのパンチが入りスミスガードを固めて後退。テイシェイラの強烈なパンチが入りスミスダウン!止めてもいいと思ったがレフェリー流す。テイシェイラバックマウント。チョークを狙う。スミス正対するがテイシェイラパウンド。レフェリー、止めるタイミングを逸しているか。スミスがケージを蹴って逃れた。座った体勢のスミスを上から押さえつけながら殴るテイシェイラだが、ラッシュで消耗してパウンドの威力がない。また亀になったスミス。テイシェイラは片足フックし、パンチを入れつつチョーク狙い。亀で耐えるのみのスミス。鉄槌連打。なんとか正対したスミス。ホーン。

3Rテイシェイラ10-8あるいは10-7。というか止めないのがおかしい。

3R。テイシェイラの右が入り、スミス効いた。ケージまで後退。ジャブと肘で凌ぐスミス。テイシェイラアッパー。スミスも返していくが、アッパーをもらい動きが止まる。アッパー連打を入れるテイシェイラ。スミスタックル。潰されてまた亀に。バックに回ったテイシェイラがチョークを狙いつつパウンドを打ち込む。しかし取れないと見て立たせた。ふらついているスミスだがワンツーを打ち込む。が、テイシェイラがどんどん元気になっていきワンツー。パンチのラッシュ。ガードを固めたところでタックル。テイクダウン。ハーフから肘の連打。腕でディフェンスして凌ぐスミス。肩固めを狙うがスミス外した。パウンドを入れていくテイシェイラ。ホーン。

4Rテイシェイラ10-8。アッパー連打でダウンを奪えば今度こそ止められると思ったが、直前でスミスがタックルに入ったことで止める機会がなかった。

5R。ジャブ連打をもらいふらつきながらタックルに入るスミスだが切られて下に。テイシェイラパウンドラッシュからかつぎパス。マウント。パウンドラッシュ。ようやくレフェリー止めた。

スミスは3Rのダウン以降、もう逆転の目もないのに無駄に続行され、余計なダメージを負うことになってしまった。

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