6.12『UFC 275』でホジェリオ・ボントリンとマネル・ケイプが対戦/4月のス・ムダウジ戦中止から一転して出場できた理由とは

無念! 4.23『UFC Fight Night 205』マネル・ケイプ vs. ス・ムダウジが中止に(2022年04月22日)

続報・4.23『UFC Fight Night 205』マネル・ケイプ vs. ス・ムダウジ中止の理由はケイプに禁止薬物の陽性反応が出たため/ケイプ「意図的じゃないしNSACには全面的に協力する」(2022年04月22日)

 こちらの続報。


 UFCが6月12日にシンガポールで開催する『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』でホジェリオ・ボントリン vs. マネル・ケイプのフライ級マッチを行うことを発表。

 ボントリンは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でブランドン・ロイヴァルに判定負けして以来の試合で1つの無効試合を挟んで3連敗中。現在UFCフライ級ランキング8位。

 ケイプは昨年11月の『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』でザルガス・ズマグロフに1R TKO勝ちして以来の試合。現在UFCフライ級ランキング14位。4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でス・ムダウジと対戦予定でしたが中止されていました。

 ケイプ vs. ス・ムダウジが中止になった理由はケイプに禁止薬物であるDHCMTトリナボルM3代謝物の陽性反応が出たためだとケイプ自身がSNSで説明していましたが間もなく削除されています。そこでケイプは「数年前、UFCがアンチ・ドーピング・プログラムの規則を変更し、M3代謝物の閾値を1mlあたり100ピコグラムに設定したことは知っている。これは俺にとって重要なことだが、俺はこの件で告発されたことも、制裁を受けたことも、出場停止処分を受けたこともあない。しかし、ネバダ州アスレチックコミッションはここ数年、M3代謝物が検出された選手に対して、体内のM3の存在とレベルを調査するために6ヶ月間の大規模な検査プログラムを義務付け、この問題に対処していることも知った。おそらく俺は6ヶ月間はネバダ州で試合ができないだろうが、隠すことは何もないので、これを守るつもりだ」と書いていたことから、正式な処分を受けていないことと、ネバダ州以外でなら試合をしても構わないということで今回の出場に至ったと思われます。続きを読む・・・
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