UFC on ESPN+29:第8試合・アレクサンダー・ヘルナンデス vs. ドリュー・ドーバー

ライト級。ヘルナンデス15位。

代役でUFCデビューすると、いきなり中堅クラスのベネイル・ダリウシュ、オリヴィエ・オウビン・メルシェに連勝しランキング入りしたヘルナンデス。勢いをかって大物のドナルド・セラーニと対戦したが、さすがに力の差を見せつけられ2RKO負け。前回は元ランカーのフランシスコ・トリナウドと対戦すると、両者見合いが続き、極端に手数が少ない展開で判定勝ちした。レスリング・柔術がバックボーン。

本来はイスラム・マカチェフとの試合が組まれていたが、ロシアから出国できず欠場。代役のオマー・モラエスと先月18日に予定されていたUFC249で対戦予定だったがイベント中止。なぜか対戦相手がシャッフルされ、ドリュー・ドーバーに変更に。

先週暫定王座を獲得したゲイジーの同門・ドーバーは本来2日に試合が組まれていたが消滅。UFCデビュー当時は前座で勝ったり負けたりしていたが、ここのところ勝ち星がついてきて、最近9戦で7勝2敗。今回は急遽組まれた試合だが、元々ランカーとの対戦が期待されていた。現在、2試合連続1RKO勝利中。

ステップしてヒット&アウェイでパンチを打ち込むヘルナンデス。飛び込むがパンチではなくシングルレッグ。テイクダウン。ケージ際で立ったドーバー。なおもクラッチしているヘルナンデスだが離れた。ドーバーがパンチで出る。ドーバーが出るところにヘルナンデスのジャブがヒット。またドーバーが出るとヘルナンデスタックルへ。切られた。残り1分。ドーバーが連打で出る。距離を取るヘルナンデス。ドーバーの左がヘルナンデスのアゴをかすめる。ホーン。

1Rは僅差だがテイクダウンもあったのでヘルナンデス。

2R。ドーバー出てきた。ワンツー。ヘルナンデスサークリング。タックルに入るが切られる。ドーバーどんどん出ていってパンチを入れる。ヘルナンデス、距離を取るがやや逃げ気味になってきた。ドーバーが詰めつつローからワンツー。左のダブル。左が顔面に入りヘルナンデス大きくぐらつく。ドーバー追い打ち。しかしヘルナンデスのタックルで倒され下に。ヘルナンデスパウンド。ドーバーガードで密着するヘルナンデスを引き剥がすと立った。パンチを打ち込む。ヘルナンデス効いてる。顔面にまとめられふらつく。またタックル。倒したがすぐ立たれた。またドーバーがパンチを入れていくと、レフェリーのハーブ・ディーンは先日のゲイジー vs. ファーガソンのようにスタンディングでストップ。このストップも妥当。

中堅だったドーバー、ついにランカーを下す。

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