ヤン・ブラホヴィッチ 2.70
アレクサンダル・ラキッチ 1.50
ライアン・スパン 2.80
イオン・クテラバ 1.45
デイビー・グラント 1.33
ルイス・スモルカ 3.35
ケイトリン・チューケイギアン 1.56
アマンダ・ヒバス 2.55
フランク・カマチョ 2.10
マヌエル・トーレス 1.77
ジェイク・ハドリー 1.45
アラン・ナシメント 2.80
ヴィヴィアニ・アロージョ 2.00
アンドレア・リー 1.83
マイケル・ジョンソン 1.69
アラン・パトリック 2.25
ヴィルナ・ジャンジローバ 1.56
アンジェラ・ヒル 2.55
平良達郎 1.42
カルロス・カンデラリオ 2.95
ニック・マキシモフ 1.29
アンドレ・ペトロスキー 3.70
メインは前ライトヘビー級王者ブラホヴィッチの再起戦。39歳と軽量級であればキャリア末期のブラホヴィッチだが、タイトルを奪われたテイシェイラは42歳。まだまだタイトル戦線に絡んでいきたい。Bellatorライトヘビー級GPで決勝に進んだ(決勝戦はノーコンテスト)コーリー・アンダーソンにKO勝ちし、王座決定戦ではドミニク・レイエスをKO。初防衛戦でミドル級との同時2階級制覇を狙ったイスラエル・アデサニヤ相手にアンダードッグという評価だったが、フィジカルとテイクダウンで封じ込めて判定勝ち。が、昨年10月のテイシェイラ戦ではテイクダウンを奪われる展開で、2Rチョークで一本負けした。
ラキッチはオーストリア初のUFCランカー。ボクシング・キックがバックボーンで、キャリア14勝のうち9KO。現在はATT所属。柔術も茶帯を取得している。UFC戦績6勝1敗の30歳。UFCで初黒星を喫したヴォルカン・オーズデミア戦はかなり微妙な判定だったが、その試合から3連続判定決着で、いずれも手数が非常に少ない、見合いが多い試合になりがち。アンソニー・スミス戦ではATTの伝家の宝刀カーフキックを効かせたものの、最後まで倒しに行かず。その点がタイトル挑戦にはやや物足りない。
とはいえ、ランキング1位ブラホヴィッチと3位ラキッチの対戦は、来月行われる王者テイシェイラと2位プロハースカの勝者への挑戦権がかかった試合であることは間違いない。
オッズはラキッチが優勢。ラキッチが勝つとしたら、やはり打撃で手堅くヒットしていっての判定勝ちか。UFCデビュー戦でテイクダウンを奪われてからは6試合連続でテイクダウンを防いでおり、テイクダウンディフェンス率は90%。ジョン・ジョーンズの95%に次ぐハイアベレージだが、そこまで強いレスラーとやっていないというのもある。下になった時の対処も見てみたいが、ブラホヴィッチ相手にテイクダウンを奪われる可能性は低いか。
ラキッチ判定勝ち。
2週間前、試合直前の消滅によりスライドとなった平良のUFCデビュー戦は第2試合。オッズは前回とほぼ同じ。平良は帰国せずラスベガスに残って調整したのがどう出るか、カンデラリオは食中毒の影響がどの程度あるのかが気になるところではあるが、平良にはこのレベルの相手には多少の不利な状況があろうとも快勝して欲しい。
今大会では他に、元パンクラス女子ストロー級王者ヴィヴィアニ・アロージョ、元RIZINファイター・アラン・ナシメントなども出場する。
第1試合開始は15日朝8時半より。平良の試合は9時前後に開始予定。プレリムが5試合しかないので、前の試合が早く終わっても、前倒しにならずインターバルが設けられての試合になるはず。
速報します。