5.7『HEAT 50』主催者のルール確認不足により皇治 vs. ダウサコンの判定が皇治勝利に変更

5.7『HEAT 50』、ダニエル・スポーンの新型コロナウイルス陽性反応により石井慧戦が中止に(2022年05月06日)

『HEAT 50』試合結果/皇治は判定負け(2022年05月08日)

 こちらの続報。


 格闘技イベント「HEAT50」(7日、名古屋国際会議場)で、ダウサコン・モータッサナイ(31=タイ)に判定負けを喫していた皇治(32)の判定が覆った。試合結果は皇治の判定勝ちとなる。

 同戦は3ラウンド(R)を終了後の判定が1―1のドローで延長戦に突入。延長でもダウンは互いに奪えなかったが、判定0―3で皇治の敗北となっていた。

 ところがこの日になって団体は、同戦が特別ルールとして行われていたことを発表。通常ルールとの相違点は、首相撲・キャッチしてからの打撃は一切認められないという点と、延長Rは行われずマストシステムで判定が行われるというルールだった。つまり3R終了時点の「ドロー」という判定がそもそもありえなかったということだ。

 事務局、審判団で協議した結果、改めて3Rまでのマストシステムで判定を行い、2―1で皇治の勝利という変更することを決定した。HEAT事務局は「今回、HEAT事務局と審判団の競技ルールの不徹底・確認の甘さによりまして、通常のHEAT KICKルールの形で延長ラウンドを行ってしまい、皇治選手、ダウサコン選手をはじめ、関係者の方々、両選手を応援していただいた多くのファンに大変ご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます」と謝罪。

「今後はこのような事が二度とないよう、大会運営やルールの見直しを図り、試合前後の審判団のミーティングなど、選手にとってより良い競技環境作りを徹底することに努めていきたいと考えております」と改善を誓った。

 なかなか酷い話ですね。呆れます。


 中止になった石井慧 vs. ダニエル・スポーンの件もお粗末な裏話がありました。


 石井は6月17日にクロアチアで試合をすることが決まったそうです。続きを読む・・・
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