UFC on ESPN36:第6試合・ジェイク・ハドリー vs. アラン・ナシメント

フライ級。

イギリスのハドリーはUFCデビュー戦。UFC出場前は南アフリカのEFCに出場し、TUF24で扇久保と対戦したンカジムロ・ズル(2Rチョークで一本負け)に勝利しフライ級王座を獲得。その後、地元のCage Warriorsでもフライ級王者となり、昨年10月のコンテンダーシリーズでは計量失敗したが、2Rチョークで一本勝ちするとUFCとの契約が決定。3月にフランシスコ・フィゲイレード戦が組まれたがフィゲイレードが欠場しナシメント戦に変更。その後ハドリーが負傷欠場したため、今回に延期となっている。25歳で8戦全勝、

ナシメントはRIZINで元谷戦が組まれていたが元谷の減量による体調不良で試合消滅。60kgキャッチウェイトに変更され組み直された試合では慣れない10分の1Rで消耗し2Rにスタミナ切れしてスプリット判定負け。その後コンテンダーシリーズ・ブラジルに出場したがハウリアン・パイバに判定負けで契約ならず。ローカルでの勝利を経て昨年10月にUFCデビュー。しかし、UFC1勝0敗で当時ランキング15位のウランベコフにテイクダウンを許す展開で、下からも仕掛けたものの評価されずスプリット判定負け。

パンチで詰めていくハドリー。圧されてケージ際まで下がるナシメント。ハドリーのミドルをキャッチしたナシメントが軸足を払ってテイクダウン。ハドリーラバーガードから午後プラッタ。オモプラッタになり上を取った。ナシメントは足関狙い。ストレートフットロック。ハドリー足を抜いてパスを狙うが、なおも足関を狙ったナシメントが上を取り返す。また下からラバーガードを狙うが、ナシメント密着して潰す。残り1分。上をキープしているナシメント。一本超えてハーフに。残り10秒でパウンド・肘を入れるナシメントだが、ハドリーがタックルに入って立つ。ホーン。

1Rは上にいた時間の長さでナシメント。

2R。前蹴りを入れるナシメント。ハドリーまたパンチで詰めていく。ケージを背負ったナシメントだがタックル。テイクダウン。するとまたオモプラッタ狙い。すぐに腕を抜くナシメント。パスを狙っていくナシメント。ハーフ。肘を入れるナシメント。ハドリー下から仕掛けようとするが読まれている。ナシメントが上でパスを狙いガードに戻すという展開が続く。オモプラッタはまた外される。残り40秒でようやく立ったハドリー。スタンドバックから正対。ホーン。

2Rも上にいた時間の長さでナシメント。特にパウンドなどでダメージを与える場面はなかったが、ハドリーも下からの攻めをすべて潰されていた。

3Rj.ハドリーすぐまた出ていきパンチを入れる。ナシメントタックル。首を抱えてスタンディングギロチン。ナシメント下になり外す。ハーフ。パウンドを入れるハドリー。ナシメント足関を狙うが上半身を固められ外れた。バックマウントを狙うが足のフックを防いだナシメントが下に落とし上を取った。ハーフからダースチョーク。亀にjなったハドリー。がぶるナシメント。ハドリーシングルレッグ。切ったナシメントだがハドリー立った。残り1分でナシメントタックル。受け止めたハドリーがまたギロチン。下になりディフェンスするナシメント。なおもギロチンを決めようとするが、ナシメントが返して上を取り返す。パウンドを打ち込むナシメント。タイムアップ。

三者フルマークでナシメントがUFC初勝利。今回は安易に下になることはなく、下になっても上を取り返し完勝。

メインカードデビューと期待されたハドリーだが、下になることを厭わないものの、最初のオモプラッタ以外は下からの攻めをすべて潰されてしまった。

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