UFC on ESPN8:第6試合・マット・ブラウン vs. ミゲール・バエザ

ウェルター級。

一時は引退を発表していたブラウンだが、何事もなく復帰戦が組まれたものの、膝の靭帯断裂により結局2年のブランクが開き、昨年12月に復帰。3連敗中のベン・サンダースをパウンドアウトして勝利。UFC12年のベテランで、ここまで15勝10敗。25戦で判定は5回だけ。ウェルター級での26戦は、チアゴ・アウベスと並びUFC最多。

バエザはコンテンダーシリーズで契約を勝ち取り、昨年10月にUFCデビュー。0勝2敗の咬ませ犬相手にカーフキックでダウンを奪ってからのパウンドで快勝。MMA8戦全勝(6KO)だが、まだ実力未知数。

ブラウン戦はもともとは3月に組まれていた試合だったが、今大会にスライド。ブラウンの地元からバエザの地元に。

間合いを詰めてパンチを打ち込んでいくブラウン。出たところにバエザのジャブがヒット。バエザロー。左がヒット。ブラウンも右をヒットさせる。ワンツーからケージに詰めてラッシュ。顔面に入りバエザのマウスピースが飛ぶ。組んでしのごうとするバエザに肘。ケージに貼り付けにしてまた肘。膝。バエザのカーフキック。ブラウンワンツーを入れたがバエザのパンチで動きが止まる。追い打ちのパンチでダウン!すかさずパウンドに行くが、ブラウンディープハーフで凌ぐ。ケージで立ったブラウン。残り45秒。パンチで出るブラウンだが動きが落ちている。肘。バックキック。バエザがワンツーで出る。ホーン。

1R、お互いいいパンチを打ち込んだ場面があったが、明確なダウンを奪ったバエザのラウンド。

2R。バエザのワンツーがヒット。カーフキック。ブラウン飛び込んだがそこにカウンターの左フックがビッグヒット!ブラウンダウン!KO!

ブラウン、攻撃は良かったが、やはり歴戦のダメージはそうそう抜けるものではないか。テイシェイラ vs. スミスの遅すぎるストップで批判されたジェイソン・ハーゾックも今回は適切なストップ。

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