女子フライ級。
ブラジルのカリーニ・シウバは昨年10月のコンテンダーシリーズで勝利しこれがUFCデビュー戦。コンテンダーシリーズでは中国のイェン・チーフェイと対戦し、1Rはテイクダウンを奪われパウンドを入れられる展開だったが、2Rギロチンで一本勝ち。キャリア14勝すべてが一本勝ちで、その中には女子フライ級クイーン・オブ・パンクラシストのシッジ・ホッシャを1R腕十字で下した試合もある。
同じくブラジルのボテーリョはUFC3勝3敗。当初はストロー級で2勝1敗。そのうち1試合では、当時無敗の近藤朱里をミドル一発で効かせてからのパンチで秒殺KO勝ちしている。フライ級に上げてからは1勝2敗。ストライカーだがグラウンドに穴があり、フライ級での2敗はいずれもグラウンドに持ち込まれての判定負け。下になってからのリカバリーが課題。
典型的な組み vs. 打撃の試合。
カーフキックを入れるボテーリョ。シウバも打撃で応戦。しかしリーチではボテーリョが上で、間合いに入れない。蹴りの間合いで試合が続く。残り1分。シウバが飛び込むと右を打ち込みながらテイクダウン。パウンド連打からパスしてサイド。うつ伏せになったボテーリョからダースチョーク。タップアウト!
グラウンドになったらあっという間にフィニッシュ。快勝。