UFC on ESPN+64:第9試合・アロンゾ・メニフィールド vs. アスカル・モジャロフ

ライトヘビー級。

メニフィールドはUFC4勝3敗。アメフト出身のスーパーアスリートタイプのファイター。パンチ一辺倒ではなく、最近はヴォンフルーチョークでの勝利やカーフキックを聞かせての勝利もある。

ウクライナのモジャロフは昨年8月にUFCデビュー予定だったが欠場となり、今回が仕切り直しの試合となる。試合映像も少なく、謎が多い選手。UFC契約時は25勝7敗という触れ込みだったが、SherdogやTaplogyの戦績は修正され続け、現在は19勝12敗となっている。本人は、中国での試合が多く、主催者が公式に結果を公表していないため、確認できない戦績になっているものがあると弁明している。しかし、戦績のデータベースを運用しているSherdogの担当者によると、モジャロフやその代理人が架空の勝利の追加や敗戦を消そうとする虚偽のメールを送ってきていたとのこと。

いきなりパンチを打ち込んだメニフィールド。ケージまで下がったモジャロフにタックル。テイクダウン。ハーフ。ガードに戻した。またハーフに。完全に固められているモジャロフ。が、マウントを狙ったところでブリッジで返したモジャロフ。スタンドへ。パンチ・ハイでアグレッシブに攻めるが、前がかりになったところでタックルに入るメニフィールド。テイクダウン。パスしてサイドに突くと。クルスフィックス。固めてパウンド。肘。身動きが取れずに打たれるモジャロフ。レフェリー止めた。

スタンドでの攻めの勢いはあったものの、テイクダウンディフェンスとグラウンドはザルだったモジャロフ。今回の試合からはUFCレベルにある部分は見せられなかった。

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