Mr.パーフェクトことギョンホはUFC6勝3敗1ノーコンテストで、6勝のうち3勝が日本人(清水俊一、田中路教、石原夜叉坊)。前戦はベテランのハニ・ヤヒーラと対戦し、1Rパンチでダウンを奪ったが、2R以降テイクダウンされポジションを取られる展開で判定負けしている。兵役でブランクがあることもあり、34歳とベテランの年齢になっている。
モンゴルのダナーはUFC3勝2敗。UFC初戦はテイクダウンから固められ判定負け。その後3試合連続1RKO勝ちしたが、今年3月の前戦ではクリス・グティエレスを打撃で押していたが、2Rにケージに追い込んだところでバックブローをもらって逆転KO負け。K-1にも出場していた元ONE王者・ジャダンバ・ナラントンガラグの弟子。32歳。
カーフキックの蹴り合い。飛び込んでジャブを一発入れるダナー。リーチに勝るギョンホは距離をキープしジャブ、カーフキック。ダナー間合いに入れない。アッパーを一発入れたダナー。ダナーがパンチで出る。ブロッキングしたギョンホ。バックひじを放つがガードされる。ダナーがまた詰めて連打。右がヒット。ホーン。
1Rは終盤の攻めでダナー。
2R。ギョンホの左がヒット。さらに飛び膝を狙った。ダナーもパンチを返していく。先に手を出す。連打。ギョンホのパンチは単発だが、ダナーは連打を入れる。ギョンホが飛び込んだタイミングで膝を放ったダナーだが反則のグラウンド顔面膝。当たりが浅かったこともあってレフェリースルー。だとしても注意は必要だが、このアジア系のレフェリーは分かってないのか。残り1分。ジャブを当てていくギョンホ。ホーン。
2Rも手数でダナー。
3R。手数を出すダナーにギョンホも打ち返していく。ダナーのワンツーの打ち終わりにギョンホの右がヒット。このラウンドは手数でも負けていないが、倒しに行く必要があるとは考えていないのか。同じペースの打撃戦で時間が過ぎていく。詰めてきたギョンホに連打を入れたダナー。残り1分。終盤手数を増やしていく。残り30秒でタックルに入ったダナーだが切った。ジャブで出るギョンホ。タイムアップ。終わった後に飛び膝で突っ込んだダナー。
三者29-28でギョンホ勝利。
1Rがギョンホか?スタッツではダナーが上だったが、イメージ的にはそこまで差はなかった。
#UFC275 Official Scorecards: Kyung Ho Kang vs Batgerel Danaa
— UFC News (@UFCNews) 2022年6月12日
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ジャッジは三者29-28だが、1Rギョンホと2Rギョンホで割れていた。
メディアのジャッジはほぼギョンホを支持。