ライト級。
昨年のPFLではアンソニー・ペティス、今年の初戦ではジェレミー・スティーブンスと、元UFCのビッグネームに勝利しているコラードだが、昨年は優勝したマンフィオにトーナメント準決勝で判定負けし敗退。UFCには7年前に参戦していたが1勝3敗でリリースされている。昨年のウィナーを差し置いてのメイン抜擢。
パラグアイ生まれのマルチネスは昨年のPFLリーグ戦では2018・2019ウィナーのナタン・シュルチにスプリット判定負けして決勝トーナメント進出ならず。今年の初戦は元UFCスティービー・レイに判定勝ちして3点獲得。
出てくるコラードにマルチネスカーフキック。コラードケージに詰めたが、逆に両脇を差したマルチネスが押し返す。離れるとまたカーフキック。前蹴りを入れるマルチネス。出てくるコラードにジャブを当てる。距離を詰めてボディを入れるコラード。左がヒットするとそのまま胴タックルでテイクダウン。しかし自ら立つと足を蹴る。結局離れて立たせた。マルチネスのハイをキャッチして倒したコラード。今度はガードに入ってパウンド。下から蹴り上げるマルチネスだが、足をサバいてパスしたコラード。マルチネスb学区を取らせて立つ。コラードスタンディングでチョークを仕掛けたが振りほどかれた。パンチで出るコラード。ボディ効いたか。残り15秒でマルチネスがテイクダウンしたが時間がない。ゴング。
1Rコラード。
2R。詰めてくるコラードにパンチ・カーフキックを合わせるマルチネス。組んだマルチネスがスタンドバックに回るが振りほどいたコラード。詰めたコラードのジャブでマルチネスダウン。上になり攻めるコラード。マルチネス凌ぐがコラードバックから腕十字へ。腕を抜いて逆にバックに付いたマルチネス。コラードスクランブルで脱出しようとするがついていくマルチネス。チョーク!喉元に入り場内悲鳴。決まったかと思われたが外れた。残り30秒。なおもバックについているマルチネス。尻を浮かせたコラードにスロエフストレッチを狙うマルチネス。ゴング。
2Rマルチネスの方がよりフィニッシュに近いと思うが、全体としてはコラードが攻めていたラウンドか?
3R。コラードが詰めてボディブロー。マルチネスのタックルをスイッチで切り返そうとしたが潰されて下に。パウンドを落としながらパスを狙うマルチネス。立ったコラードがスイッチを狙ったが失敗。なおもスタンドバックについているコラード。正対してタックルに入るがマルチネスアームインギロチン。あまり力が入っていない。外れた。立ったコラード。スタンドを要求しブレイク。しかし消耗しているコラード。が、蹴りを放った際のマルチネスがスリップダウン。しかしコラード立たせる。両者動きがスロー。コラードのボディブローからミドルがヒットし効いた。苦し紛れのタックルを切られたマルチネスが引き込むが付き合わずスタンドへ。マルチネスまたタックル。今度は倒してバックへ。コラード立つとキムラロック。が、スッポ抜けてまた下に。マルチネス上になったがタイムアップ。
29-28マルチネス、28-29コラード、29-28マルチネス!スプリットでマルチネス勝利。
2Rダウンも喫していたマルチネスだが、チョークでフィニッシュ寸前までいったのが大きかったか。コラードはこれで予選敗退。
ライト級はアンソニー・ペティス vs. スティービー・レイが来週組まれているためまだ順位未定だが、現在の1位アンソニー・ペティス、2位オリヴィエ・オウビン・メルシェ、3位アレクサンダー・マルチネスの3人は勝ち抜けが決定。4位で昨年ウィナーのハウシュ・マンフィオが現在4点。ペティスと対戦するレイが2R以内にフィニッシュ勝利しなければ、マンフィオの勝ち抜けが決定する。