UFC on ESPN37:第8試合・エイドリアン・ヤネス vs. トニー・ケリー

バンタム級。ケリーが1.5ポンドオーバーしたためキャッチウェイトに。

ヤネスはコンテンダーシリーズでKO勝ちしてUFCデビューすると、4連勝・4試合連続ボーナス獲得(UFC記録はジャスティン・ゲイジーの7連続ボーナス獲得)。デビューから3試合はKO勝ち、前回はデイビー・グラント相手にスプリット判定勝ちだったがファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞。ランディ・コスタ戦では距離を取ってパンチをもらう展開で劣勢だったが、2Rに入ると逆に距離を詰めて打ち合いに持ち込んで逆転KO勝ちしている。会場のあるテキサス州出身・在住。フェイスオフの際には体重オーバーのケリーにエキサイトしていた。

アルファメール所属のケリーはUFCデビュー戦はフェザー級でカイ・カマカ3世に判定負け。次戦からバンタム級に落として2連勝していたが、今回初の減量失敗。MMAキャリアはまだ10戦だが、プロデビューが25歳で、途中3年近いブランクがあるためもう35歳。こちらも前戦はランディ・コスタ戦で、ヤネスがKO勝ちした後に対戦し、2Rにタックルを切ってパウンド・肘を打ち続けてKO勝ち。先月、ヴィヴィアニ・アロージョと対戦したアンドレア・リーのセコンドに付いた際、ヴィヴィアニを「dirty f*cking Brazilians」と発言していたのが放送に乗ってしまい炎上した。そのため、ブラジル人のファンからはヤネスがKO勝ちすることを望まれている。

ケリーの飛び膝にカウンターのパンチを狙ったヤネス。じわじわ出る。左ミドル。ケリーも蹴りを返す。飛び込むフェイントを見せたヤネス。ケリーの左ミドルに左を返す。先手を取るのはケリー。先に蹴りを当てている。打ち終わりに打撃を返すヤネス。ケージ際に詰めてワンツー。ケリーの左ミドルにまたパンチを合わせた。ボディに入りケリー後退。ケージを背負ったところにラッシュを入れるヤネス。組んでしのごうとしたが引き剥がすヤネス。ケリーパンチで出ていくが、ヤネスの左を顔面にもらった。ヤネスのパンチが入り効いた!ぐらついたところにパンチを貰いケリーダウン!バックから殴るヤネス。レフェリー遅めのストップ。

ヤネス地元で完勝。5試合連続ボーナスも濃厚なKO勝利。

試合後も何事か言い合いをしていた両者だが、照射コールの後にケリーが握手を求めノーサイド

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