UFC on ESPN50:第6試合・カイラー・フィリップス vs. ラオーニ・バルセロス

バンタム級

フィリップスはUFC4勝1敗。現ランカーのソン・ヤドンにも勝利し、一時はランキング入りしていた。しかしフライ級から上げてきたハウリアン・パイバに打撃でリードしていたところから、2Rにダウンを奪われ判定負け。前戦はマルセロ・ロホを全局面で圧倒し、3R三角絞めで一本勝ち。そこから負傷欠場と、禁止薬物による6ヶ月の欠場期間もあり、1年半のブランク明けとなる。レスリング・柔道・柔術がバックボーン。28歳。

本来はサイード・ヌルマゴメドフと対戦予定だったが、半月前にサイードが欠場。代役は過去にサイードに勝利しているラオーニ・バルセロスに。

バルセロスはUFCデビューから5連勝したが、その後1勝3敗。負けた相手は一度リリースされ現在TUF出場中のティムール・バリエフ、DEEP王者ビクター・ヘンリー、ウマル・ヌルマゴメドフ。こちらもランキング入り間近。バックボーンはレスリングで、ブラジル王者になりオリンピックも目指していた。柔術も黒帯で、ノーギで世界王者となっている。36歳と若くない。

ステップしてパンチ・蹴りを打ち込んで行くフィリップス。ワンツーがヒット。フィリップスのローをキャッチして組み付いた。ケージに押し込むが、フィリップス飛びつき十字で引き込んだ。バルセロスが腕を引いて防ぐと、下から蹴って離しすぐに立った。スタンド。ワンツーを入れたバルセロス。フィリップスのハイ。またキャッチしたバルセロス。そのまま組み付いてバックに。投げを狙うが、フィリップスがキムラを狙う。離れた。ワンツーを入れるフィリップス。フィリップスがシングルレッグを狙ったが、間合いが遠く来られ得た。が、今度は飛び込みからパンチ。ヒットしバルセロスダウン!すぐに詰めて首を抱えたフィリップスだが、バルセロス外して立った。離れる。バルセロス詰めてきた。パンチの連打。組みに来たフィリップスにアッパーを入れる。バルセロスは膝を入れ離れた。また出たバルセロス。ワンツー。ケージに詰めてパンチを入れるが、フィリップスに右ハイ。ホーン。

1Rはダウンを奪ったフィリップス。

2R。すぐに出ていくフィリップスだが、今度はバルセロスが蹴りをキャッチしてテイクダウン。マウントを狙うフィリップスに足関を仕掛ける。外したがバルセロス立った。スタンド。ステップするフィリップス。バルセロス詰めてワンツーがヒット。タックルに行くがこれは切られた。フィリップスのしでキックが顔面にヒット。右。詰めてくるバルセロスにハイ、ワンツー。下がらないバルセロス。タックル。一気にバックに回り投げを狙う。フィリップスまたアームロック狙い。放して正対したフィリップスだが、パンチを入れてまたバックに回ったバルセロス。持ち上げてテイクダウン。が、フィリップス足関狙いから立ってスタンド。バルセロスワンツー。組まれたが膝。ホーン。

2Rバルセロス。

3R。フィリップスシングルレッグ。しかしこらえたバルセロス。詰めていくるバルセロス。フィリップスサイドステップでかわすが手が出ていない。下がりながらジャブをヒットさせるが、下がらないバルセロス。フィリップスの蹴りをキャッチして倒すが、フィリップスすぐに立つ。しかしプレスしていくバルセロス。ケージを背負わされたフィリップス。手が出ないというより逃げ切りの動き。微妙だと思うがどうなのか?バルセロスタックルに。スタンドバックについてテイクダウンを狙う。こらえたフィリップス。放してハイをヒットさせたバルセロス。タイムアップ。

2R・3Rは微妙か?

30-27、29-28×2の3-0でフィリップス勝利。

2R・3Rは微妙だったが、スタッツのヒット数ではフィリップスだった。

タイトルとURLをコピーしました