UFC on ESPN37:第2試合・フィル・ホーズ vs. デロン・ウィン

ミドル級。

2020年にコンテンダーシリーズ2度目の出場で勝利しUFCと契約したホーズ。そこから3連勝。4戦目でデロン・ウィン戦が組まれたが、昨年7月・10月とウィンの負傷欠場で流れ、10月には代役のクリス・カーティスと対戦したが、1RKO負け。ジュニアカレッジでレスリング全米王者になっている。

ウィンはAKA所属で、現役時代のダニエル・コーミエのスパーリングパートナー。ミドル級で168cmしかないが、UFCデビュー前はライトヘビー級であり、UFCミドル級でも体重オーバーしたことがある。UFC2勝2敗。ホーズ戦を2度流しているため、1年半ぶりの試合。バックボーンはコーミエ同様レスリングでNAIAの全米3位になっている。

リーチに勝るホーズがジャブをヒットさせていく。ウィン距離を詰めていくがパンチを貰いフラッシュ気味にダウン。すぐ立った。間合いを詰めてパンチを入れていくウィン。しかしホーズの右をもらってまたダウン。すぐ立ったがまたワンツーがヒット。さらにまたワンツー。また右がヒット。右が顎に入りぐらついたウィン。ホーズ仕留めに来た。左ボディ。詰めてパンチ・前蹴り。ケージを背負うウィン。間合いに入ったウィンだがホーズの右肘をもらってぐらついている。残り1分。ホーズ詰めてワンツー。かなりもらっているウィンだがなんとか凌いだ。ホーン。

1R10-9または10-8でホーズ。2R開始前にウィンにドクターチェックが入ると会場ブーイング。厳しい。

2R。ホーズ左ハイ。また左ハイ。ウィン間合いを詰めてフックを打ち込む。動きが止まったウィンにパンチを入れる。ウィン飛び込んでフックを振り回したが、右肘をもらった。ホーズが組んでタックル。テイクダウン。ハーフバックからパウンドを入れる。立ったウィン。ホーズ無理せず離れる。組んできたウインのボディに膝。肘を入れていくホーズ。ウインガードできずもらっている。間合いが詰まるとウィン左右のフック。もらってちょっと効いた?ホーズタックルに入るが切られた。ホーズダメージなのか攻め疲れ7日、動きが落ちている。ふらつきながらもパンチを振り回すウィン。が、ホーズの膝。さらに左ハイ。右ハイ。倒れた瞬間に止められそう。肘が入ってぐらついたところでレフェリーハーブ・ディーン止めた。

もっと早く止めても良かった試合。インタビュアーはウィンの盟友コーミエだが、ホーズと何か言い合いしている。しかしインタビューでは両者落ち着いて受け答え。

ウィンはこの体格・リーチなら常に大きい相手との対戦になるだろうに、距離を取られての試合に対応できなかった。

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