UFC on ESPN39:第7試合・エイマン・ザハビ vs. リッキー・トゥルシオス

バンタム級

GSPのコーチとしても知られるフィラス・ザハビの弟エイマン。ローカル時代は全試合1Rフィニッシュで、経歴もあり鳴り物入りでのUFC参戦だったが、ここまで2勝2敗。途中に2年近い長期欠場が2度あるため、契約6年でまだ5試合目。前回はコンテンダーシリーズからのデビュー戦だったドラコ・ロドリゲスに1RKO勝ちで初のボーナスを獲得している。

トゥルシオスは昨年8月にTUF29バンタム級勝戦UFCデビュー。アルファメール所属で、ムエタイ・テコンドーがバックボーンのストライカー。TUF決勝ではアグレッシブに攻め続けてスプリット判定勝ちでウィナーに。MMAでワンレッグXを仕掛けるなど、下からの柔術的な攻めもある。

スイッチして打撃で牽制するトゥルシオス。前蹴りがヒット。距離を詰めてジャブを入れたザハビ。挑発するトゥルシオスだが、間合いまで入っていけない。ザハビのインローでスリップ。ザハビ左ミドル。トゥルシオスのバックスピンキックは空振り。終盤手数を出していったトゥルシオス。ホーン。

1Rヒット数でザハビ。

2R。飛び込んでミドルをヒットさせたザハビ。右ハイ。トゥルシオスも蹴りを出しているが、間合いが遠く空振り。トゥルシオス間合いを詰めてきた。しかしミドルをキャッチしたザハビが打撃を打っていく。残り1分。パンチからタックルを見せたトゥルシオスだが切られる。残りわずかでまた手数を出していくトゥルシオス。ホーン。

2Rもヒット数でザハビ。

3R。挑発・フェイントと動きは多いトゥルシオスだが、冷静に見るとほとんど打撃はヒットしていない。ヒットしている攻撃はザハビだが、こちらも単発。トゥルシオス、手数は倍だがヒット数は半分。ザハビのインローで足が流れるトゥルシオス。動き続けるトゥルシオス。残りわずかで出ていくトゥルシオスだが、ほぼ打撃をかわされ、逆にザハビのパンチを貰う。タイムアップ。

三者29-28でザハビ勝利。

タイトルとURLをコピーしました